【必見!】灯油燃料コールマン(coleman)ケロシンランタン12022-L購入レビュー!

今回は「コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-L」を購入し、実際に使用した感想をレビューいたします。

本記事でわかること

①ケロシンランタンとは何?
②ケロシンランタンの使い方
③コールマンケロシンランタン12022-Lのスペックや使用した感想

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lの購入を考えている方や、上記について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

目次

ケロシンランタンとは?

ケロシン(kerosin)とは英語で灯油のことを指します。

つまり、ケロシンランタンとは灯油で明かりを灯すランタンのことです。

ケロシン(灯油)ランタンのメリット

現在ではLEDランタンやホワイトガソリンを使用したランタンが主流の中、あえてケロシンランタンを使用するメリットはどこにあるのでしょうか?

それぞれのランタンと比較し紹介いたします。

①ホワイトガソリンと比較してケロシンは燃料代が安価

120531_145647

ケロシンランタンを使用する大きなメリットとしては「燃料代が安価」という点です。

下記のホワイトガソリンが2020年2月現在、Amazonで4L缶で2664円。対する灯油は店頭価格で1Lで93円です。

燃料1リットルあたりの税込み単価
ホワイトガソリン666円
灯油99円

このように灯油はホワイトガソリンの1/7という安さで燃料として使用することができます。

また、キャンプ用品店だけでなく、どこのガソリンスタンドでも購入できるという手軽さも魅力の一つです。

ハリケーンランタンも使用するという方にとっては、燃料を一本化できるというメリットもあります。

②LEDランタンと比較して長時間使用できる

LEDランタンと比較して、ケロシンランタンは「長時間使用できる」とうメリットがあります。

近年のLEDランタンの進化は素晴らしく、明るさに関しては文句なしという製品が増えてきました。

しかし、欠点は数時間使用していると電池切れを起こしたり、明るさが低下するという点です。

その点、ケロシンランタンは5~6時間程度明るさが持続し、燃料を追加すればさらに長時間明るい状態を維持することができるというメリットがあります。

ケロシンランタンのデメリット

ケロシンランタンのメリットを紹介いたしましたが、もちろんデメリットも抱えています。

次はそのデメリットを解説いたします。

①プレヒートが必要

ホワイトガソリンランタンと比較すると、ケロシンランタンは燃料が気化する温度が高いため、使用前にプレヒートを行う必要があります。

明かりを灯すのに手間や時間がかかるという点がデメリットといえます。

②熱を発生するのでテント内で使えない

LEDランタンと比較すると、熱を発生するので、基本的に火器厳禁のテント内では使用できません。

また、暑くなったランタンを触って火傷する可能性もあるため、子供連れのキャンパーには向いていないといえます。

③燃料が入っているため、横倒しにできない

LEDランタンと比較すると、燃料が入っているため横倒しにできないというデメリットもあります。

燃料漏れの危険性やマントルが崩れてしまう可能性があるため、運搬時は特に注意を払わなければいけません。

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lのスペック

次にコールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lのスペックを解説いたします。

ケロシンランタン12022-Lのスペック

・大きさ:縦34.0×横15.0×奥15.0cm
・重量:2.15kg
・明るさ:784ルーメン
・連続使用可能時間:明るさ最大の場合で5.75時間
・燃料タンク容量:約1L

ホヤの中にあるヴェイポレーターとマントルがキャンパー心をくすぐります。

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lの使い方

次に、コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lの使い方を詳しく解説いたします。

①給油

燃料タンクに給油を行います。

タンク容量は約1Lで、明るさ最大で連続5.75時間の連続使用が可能です。

給油の際はペットボトルに灯油を入れて、ペットボトル用水差しを装着して行うのが簡単で、こぼすことがなくおすすめです。

②加圧(ポンピング)

次にポンピングを行い、タンク内に圧力をかけていきます。

この圧力によって、気化した燃料が気化器(ヴェイポライザー)を通って、マントルへと送られます。

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lは約15〜20ほどのポンピングで十分です。

③プレヒート

次にプレヒートを行います。

プレヒートを行う理由としては、気化器(ヴェイポライザー)内の灯油を気化させるためです

余熱カップいっぱいにアルコールを入れて、火をつけます。

するとこのように、青い炎が燃え、ヴェイポライザー内の灯油を気化させます。

プレヒートはアルコールが全て燃え尽きる寸前のところまで行います。

④点火

最後にノズルを捻って点火!

プレヒートによって気化した灯油に火が付き、ランタンに明かりが灯ります!

一度明かりが灯ると、その熱によって灯油が気化され続けるため、明かりを灯し続けることができます。

以上がコールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lに使用方法です。

LEDやホワイトガソリンのランタンと比較すると手間が多いかもしれませんが、ポンピングを行っている時のワクワク感や、明かりが灯った時の喜びはケロシンランタン特有のものかもしれません。

暖かい光がテントサイトを包み、素敵な空間を演出してくれます。

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lを使用した感想

次に、コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lを実際に使用して感じたこととをまとめました。

実際に使用することでしか気づけないこともあるので、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

①コスパが良い

先ほど紹介したように、コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lは燃料費が安く、コスパが良いです。

灯油1Lで約5.75時間使用してもたったの100円前後です。

これがホワイトガソリンだと700円近くしてしまうため、長く使用したい方はケロシンランタンがおすすめです。

②ポンピングがラク

実際に使用してみて、ポンピングの回数が15〜20回程度と少ないことがわかりました。

ケロシンランタンの代表とも言えるペトロマックスのHK500はポンピングの回数が100回前後と多く、ポンピングだけで結構疲れます。

それと比較するとコールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lはポンピング回数が少ないため、ストレスが少なく使用することができました。

③マントルが崩れづらい

ペトロマックスを使用していると、ポンピングの振動などでマントルが崩れてしまうことが何度かありました。

しかし、コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lは一度もそういったことがなく、強い衝撃を与えない限りはマントルが壊れることがありません。

④明るく、暖かい光でオシャレ

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lの明るさを、照度計を用いて測定すると485ルクスでした。

暮らしに必要な照度は食事の時で300ルクスと言われているので、キャンプには従分な明るさです。

LEDの明かりと比較すると、炎特有の温かみのある光でキャンプサイトをオシャレに照らしてくれます。

また、春先や秋のキャンプで使用すれば、スクリーンテント内を少しだけ暖かくしてくれる効果もあります。

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lを使用して気になった点

次に、コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lを使用して気になった点を紹介いたします。

①日本語説明書がない

コールマンジャパンのランタンは、LED、LPガス、ホワイトガソリンの3種類しか販売されていません。

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lはアメリカからの輸入品です。

そのため日本語の説明書はありません。

使用方法は先ほど解説した通りにやるか、YouTubeなどの動画を見れば問題ありません。

②プレヒートにアルコールが必要

加圧式の灯油ランタンは、点灯させる前にプレヒートと言う燃料を温める準備が必要ですが、その方法は内臓の灯油バーナー方式か、アルコール燃料を使う方法があります。

このケロシンランタン12022-L は後者の方です。

アルコールを使うメリットは、ポンピングした圧力を維持したままプレヒートできる点です。

バーナーを使うタイプは一気に圧力低下するので再び面倒なポンピング作業が必要となってしまいます。

燃料の灯油とは別に、プレヒーター用のアルコールを用意しなければいけない点がやや面倒かもしれません。

このアルコール燃料はドラッグストアーで手軽に購入することができます。

③コールマンジャパンでは修理してくれない

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lはコールマンジャパンの正規品ではないので修理してくれません。

輸入品のため、壊れたパーツが入手できない可能性も存在します。

ただしペトロマックスHK500を扱っているようなお店なら修理を受けてくれるところもあります。

とは言っても、大概は灯油菅などにススが詰まって起きる故障がほとんどなので、ジェネレーターというパーツをAmazonで注文して交換すれば直ります。

コールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lはこんな人におすすめ・おすすめできない

こんな人におすすめ

・ヘビーユーザーやキャンプをよくやる人
・キャンプサイトをオシャレにしたい人
・人と違った物が欲しい人

こんな人におすすめできない

・小さな子供を連れてキャンプをする人
・手軽さを求める人
・アフターフォローを重要視する人

【まとめ】やや不便な面もあるが、コスパやオシャレな雰囲気など魅力もいっぱい!

以上、今回はコールマン(coleman) ケロシンランタン12022-Lの購入レビューを紹介しました。

メリット・デメリットなどをしっかりと理解していただけたでしょうか?

点灯までに手間がかかるというデメリットがありますが、コスパが良く、テントサイトをオシャレに演出してくれるというメリットもあります。

手間を楽しむことのできるキャンプ中級者や上級者にとっておすすめの商品です。

今回の記事を参考に購入を検討してみてはいかがでしょうか?

2023年オイルランタンランキング!!

オイルランタンは部屋にあっても雰囲気が最高ですよね。今どのオイルランタンが人気なのか?ランキングしてみました。
あわせて読みたい
2023年に人気になるであろうおしゃれなオイルランタンのおすすめはどれだ?ランキング10選! (前回記事) 野外には照明がなく、キャンプの夜にランタンは必須のアイテムです。 近頃のキャンプシーンでは、便利で明るいLEDランタンが主流となりつつありますが、温...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

目次