ノルディスクのテントの評判は?2023年新作を紹介

シロクマのロゴが印象的なノルディスクのテントは、美しいフォルムと北欧の気候環境にも耐える頑丈なつくりで、季節を問わずおしゃれキャンパーのインスタグラムなどにも登場しています。
特にコットンテントはおしゃれキャンプの定番テントとして人気があり、洗練されたデザインと居住性の高さでグランピングテントとして利用されることも多いのが特徴です。
この記事では、コットンテントを中心にノルディスクの新作テントや人数別のおすすめテントをご紹介していきますので、テント選びの参考にしてくださいね。

目次

ノルディスクテントはおしゃれキャンパーのあこがれ

出典:NORDISK公式サイト

グランピングテントとしても使われるベルテントの「アスガルド」をはじめ、ノルディスクのコットンテントは、おしゃれキャンプの定番テントです。
ベルテントというのは、ベルのように広がった屋根と側面の立ち上がりが特徴のワンポールテントで、その姿がベル(鈴)に似ていることに由来しています。
同じワンポールテントであるインディアンティピー型よりも、地面からの立ち上がり部分がある分居住スペースが広いので、よりゆったりと快適に過ごせるのが特徴です。
おしゃれなキャンプが似合うテントとして人気を集めているノルディスクのテントですが、価格が高いのがネックになっているのも事実で、キャンパーの中では「おしゃれな高級テント」としてあこがれのテントの1つとなっています。

ノルディスクとは

出典:NORDISK公式サイト

「ノルディスク」は1901年に創業した、北欧デンマークのアウトドアブランドです。
自然と調和するようなデザインと機能性を追求しており、テントをはじめとしたキャンプギアやアウトドアアパレルなど幅広いアイテムを扱っています。
創業当初はダウン製品を製造するメーカーとしてスタートしましたが、その後アウトドア用品へと事業を広げてきました。
北欧の厳しい環境でも耐え抜くテントは、機能的でありながら美しいデザインで、世界各国のキャンパーから支持されています。
また、ノルディスクはユーザーとの交流も大切にしている企業です。日本でも年に1回ノルディスクユーザー限定のキャンプイベント「Hygge with Nordisk」が開催され、毎年デンマークからノルディスクCEOや本社メンバーも来日して直接ユーザーと交流しています。

ノルディスクテントの特徴

出典:NORDISK公式サイト

ノルディスクのテントは北欧の豊かな自然に溶け込むようなデザインで、シンプルで洗練された色合いやスタイルが特徴です。
グランピング向きのコットンテントが有名ですが、500g以下の超軽量ソロ用テントまでラインナップは幅広く、ソロキャンプからファミリーキャンプまで様々なキャンパーのニーズに対応した製品展開がされています。
そのすべてが高い防水性と耐久性、耐風性で北欧の過酷な気候にも対応できるように設計され、アウトドアブランドとしての信頼を集めています。
また、シンプルなフレーム構造で、初心者でもストレスなく設営できるのもポイントです。

ノルディスクテントの評判

ノルディスクのテントはキャンパーからどのように評価されているのか、ネットで評判を調べてみました。
圧倒的に多かったのは「おしゃれ」という感想です。
白のコットンテント自体もさることながら、おしゃれなサイト作りをしているインスタグラマーも多いため、ノルディスクのテントはおしゃれなイメージがついているようですね。

次に多かったのは「値段が高い」という意見です。
たしかに同じくらいの大きさの他メーカーのテントと比べて値段が高く、SNSでは「かっこいいけど高い!」「欲しいけど高くて買えない」という投稿が多くありました。

また、ノルディスクの主力テントで採用されているコットン素材は、雨や夜露で濡れたら早めに完全乾燥しないとカビが映えてしまいます。
そのため、お手入れの面倒さで敬遠してしまうという声もチラホラみかけました。

ノルディスクの大型ベルテント「アスガルド19.6」は、サイトの広さによっては窮屈になるという投稿もありました。
筆者の「アスガルド19.6」設営経験上、テントだけなら正方形で100平米以上、タープと連結するなら少なくとも120〜150平米のサイトを目安にするとよいでしょう。

値段の高さや、カビやすい布地の特性が原因で、購入をためらってしまうという声もありましたが、「おしゃれであこがれる」「思い切って買ってみた結果、おしゃれでテンションが上がった」という声が圧倒的に多かったのが印象的です。

ノルディスクテント使用キャンパーの本音

筆者は、2019年に冬用テントとしてノルディスクの「アスガルド19.6」を購入しました。
上の写真は初張りのアスガルドを筆者が撮影したものですが、初張りで設営になれておらず、ベルをきれいに張ることができませんでした。
ベルの部分をきれいに見せるには、ロープをきれいな放射状に長く張らなければなりません。
そのため、広大なフリーサイトで張るには問題ありませんが、区画サイトではできるだけ広いサイトを選ぶようにしなければならないと感じました。
ノルディスクの中でもアスガルドは人気のテントですが、それでもいくつかのデメリットがあります。

  • 大きく重い
  • ペグダウンする数が多い
  • 窓が小さいので、夏は暑い
  • 少しでも濡れたまま保管するとカビが生える

特に、ノルディスクのコットンテント最大のデメリットといえば、カビやすい布地の取り扱いが難しいことでしょう。
少しでも濡れている状態で保管すると、たちまち白いテントにカビが生えてしまいます。
キャンプ場で完全乾燥できなかった場合は、帰宅後なるべく早く天日干しで乾燥させるか、自宅に乾燥スペースがなければテントクリーニング店などの乾燥サービスの利用が必須です。
そんな不便を感じながらも、筆者がノルディスクのテントを愛用しているのは、これらのデメリットを受け入れられるだけのメリットや魅力を感じているからに他なりません。それは次のような理由です。

  • とにかくおしゃれ
  • 風に強い
  • 設営が簡単
  • 天井が高く、空間が広い
  • 白い布地はテント内が明るい

特に「風に強い」のは重要です。筆者がアスガルドを使用する冬は北風が強く吹く日も多いのですが、アスガルドはフライシートから放射状に12本のロープで固定され、フロアシートも13本のペグで固定する構造になっているので、風に煽られて不安になるようなことはほとんどありません。
日によっては突風が吹き荒れることもありますが、風を受け流してくれるノルディスクテントは、特に冬キャンプでは私にとって最強の味方なのです。

ノルディスクのおすすめテント

出典:NORDISK公式サイト

ここでは、ノルディスクのおすすめテントをご紹介します。
ファミリーからソロまで、キャンプスタイルによって様々なテントの中から選べるので、購入検討の際の参考にしてみてください。

ノルディスクテントの代名詞「アスガルド」

白いコットンのベルテント「アスガルド」は、ノルディスクというメーカー名を聞いてすぐに思い浮かぶテントではないでしょうか。
アスガルドはノルディスクのテントの中でもっとも種類が豊富なので、人数やキャンプスタイル、サイトレイアウトのイメージによって選べますよ。

ノルディスクテント「アスガルドTech Mini」

出典:Amazon

アスガルドの中で1番コンパクトな「Tech Mini」は、ソロやデュオのコンパクトキャンプにピッタリのサイズです。
素材をコットンから化繊に変更し軽量化することによって、軽くコンパクトな収納サイズとなり、荷物をあまり持ち運べないスタイルのキャンプでも選択肢に入るようになりました。
また、アスガルドでは唯一、靴の脱ぎ履きができる前室を作ることができるのもポイントです。雨や雪の日に、靴を濡らすことなく着脱ができるのは嬉しいですね。

  • 推奨人数:1~2人用
  • 展開サイズ:幅246×奥行き210×高さ160cm + 前室 幅150cm×奥行き65cm
  • 収納サイズ:幅28×奥行き20×高さ26cm
  • 重量:4.0kg
  • 素材:テクニカルハイブリッドファブリック(フライシート)、ナイロン(ルーフ)、ポリコットン(サイドウォール、ドア)、ポリエステル(グランドシート)
  • 耐水圧:600mm(フライシート)、10,000mm(グランドシート)
  • 付属品:なし

ただし、Tech Miniにはガイロープ、ポール、ペグが付属されていないので、購入の際は要注意です。
別売りの「Asgard Techミニカラーパック」にすべてパックされているので、必ずTech Miniと合わせて購入しましょう。
カラーパックは「チョコレート、マスタード、チェリー」の3色展開で、「アスガルドTech Mini」を好きな色でスタイリングすることができますよ。

出典:Amazon

ノルディスクテント「アスガルド7.1」

出典:Amazon

デュオでゆったり過ごしたいなら「アスガルド7.1」がおすすめです。
寝る場所をしっかり確保しながら、おしゃれなお座敷リビングを作ることができます。
2023年には新色のデニムカラーが発売されたり、イベント限定色やプレミアム会員プレゼントのレアカラーがあったりと、カラーバリエーションが豊かなのも「7.1」の特徴です。

  • 推奨人数:2~3人用
  • 展開サイズ:幅300×奥行き265×高さ200cm
  • 収納サイズ:幅97×奥行き30cm
  • 重量:15.5kg
  • 素材:ポリコットン(フライシート)、ターポリン(グランドシート)
  • 耐水圧:350mm(フライシート)
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

ノルディスクテント「アスガルド12.6」

出典:Amazon

「アスガルド12.6」はファミリーにピッタリの大きさで、アスガルドの中でもユーザーが多いテントです。
ライフスタイルブランド「HUMAN MADE」とのコラボカラーやポリエステル100%バージョンも加わり、よりフレキシブルな選択ができるようになりました。
ただし、コットンタイプはフロアシートが別売りなので注意してくださいね。

<フライシート>

  • 推奨人数:5~6人用
  • 展開サイズ:幅400×奥行き375×高さ250cm
  • 収納サイズ:幅114×奥行き37cm
  • 重量:16kg
  • 素材:ポリコットン
  • 耐水圧:350mm
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

<ジップインフロア>

  • 展開サイズ:幅400×奥行き375cm
  • 収納サイズ:幅86×奥行き37cm
  • 重量:8.9kg
  • 素材:150Dターポリン
  • 耐水圧:100%防水

ノルディスクテント「アスガルド19.6」

出典:Amazon

アスガルドの中で1番大きなサイズが「アスガルド19.6」です。
メーカーとしての推奨人数は8〜10人ですが、筆者としては3〜5人でグランピングのように広々と使うのがおすすめです。
フロアサイズが直径5mほどある大型テントで、ガイロープを伸ばせば設営に必要な範囲は直径10mにも及ぶため、フリーサイトや大きな区画サイトを選びましょう。
「アスガルド19.6」もフロアシートは別売りです。

<フライシート>

  • 推奨人数:8~10人用
  • 展開サイズ:幅500×奥行き470×高さ300cm
  • 収納サイズ:幅116×奥行き42cm
  • 重量:20kg
  • 素材:ポリコットン
  • 耐水圧:350mm
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

<ジップインフロア>

  • 展開サイズ:幅500×奥行き470cm
  • 収納サイズ:幅86×奥行き41cm
  • 重量:13.2kg
  • 素材:150Dターポリン
  • 耐水圧:100%防水

ノルディスクのトンネル型テント「レイサ」

出典:Amazon

今では多くのアウトドアメーカーがトンネル型テントを販売していますが、ノルディスクの「レイサ」はトンネル型テントの元祖として人気が高いモデルです。
たびたび日本限定カラーが発売されていることからも、日本での人気の高さがうかがえます。
前後の傾斜がきついので、ロースタイルで過ごすことで本来デッドスペースになる出入口側をうまく使うことができますよ。

ノルディスクテント「レイサ4」

出典:Amazon
雨の日のことも考えてツールームテントも検討したいけどオーバースペックで断念、というデュオキャンパーにおすすめなのが「レイサ4」です。
ツールームテントは大型のものが多く、夫婦やカップルでのキャンプでは持て余してしまうことも少なくないでしょう。
その点「レイサ4」は2ルームテントながらコンパクトなサイズで設営もしやすく、デュオキャンプにはピッタリです。

  • 推奨人数:3~4人用
  • 展開サイズ:幅495×奥行き230×高さ190cm
  • 収納サイズ:幅65×奥行き25cm
  • 重量:10kg
  • 素材:ポリエステル(フライシート)、オックスフォード・ポリエステル(インナーテント)、ポリエステルPU(グランドシート)
  • 耐水圧:3,000mm(フライシート)、8,000mm(グランドシート)
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

ノルディスクテント「レイサ6」

出典:Amazon

レイサ6はカラーの入れ替えが多いため、たまたま買ったカラーが実はレアカラーだったということもあり得る、ちょっとワクワクするようなテントです。
レギュラーモデルは泥除けスカートがついていませんでしたが、日本限定モデルではスカート付きも発売されるなど、日々進化しています。
定員は6人ですが、ファミリーだけでなくデュオでゆったり使うキャンパーも多いモデルです。

  • 推奨人数:5~6人用
  • 展開サイズ:幅645×奥行き295×高さ210cm
  • 収納サイズ:幅70×奥行き35cm
  • 重量:17kg
  • 素材:ポリエステル(フライシート)、オックスフォード・ポリエステル(インナーテント)、ポリエステルPU(グランドシート)
  • 耐水圧:3,000mm(フライシート)、8,000mm(グランドシート)
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

ノルディスクテント「レイサ6スペリオール」

出典:楽天市場

「レイサ6スペリオール」は、2016年に日本で200個限定で生産・販売されました。
2017年に発売された日本限定カラー「ジャパンベージュ」とよく似ていますが、素材が異なります。
スペリオールの素材はポリエステル100%です。

出典:楽天市場

上の写真は「ジャパンベージュ」で、素材はリップストップです。
見た目はほとんど変わりませんが、スペリオールの方がフライシートの素材が軽量のため、若干重量に差があります。

  • 推奨人数:5~6人用
  • 展開サイズ:幅645×奥行き295×高さ210cm
  • 収納サイズ:幅70×奥行き35cm
  • 重量:16.5kg
  • 素材:ポリエステル(フライシート)、オックスフォード・ポリエステル(インナーテント)、ポリエステルPU(グランドシート)
  • 耐水圧:3,000mm(フライシート)、8,000mm(グランドシート)
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

ノルディスクのおすすめソロテント

出典:Amazon

ノルディスクには、定員1人のソロ用テントがあります。ただし、キャンプなどのレジャーで使用するというよりも山岳テントのような位置づけのため、快適にキャンプするには若干窮屈さを感じてしまうかもしれません。
そこでゆったり派のソロキャンパーにおすすめしたいのが「オップラン2」。2人用のテントのため、1人ならローコットで寝ることも可能で、荷物を置いても余裕があります。
前室にギアを置いたり、雨の日にシングルバーナーなどで簡単な調理をすることもできるので、あえてタープを張らないで過ごすのもおすすめです。

  • 推奨人数:1~2人用
  • 展開サイズ:幅430×奥行き165×高さ110cm
  • 収納サイズ:幅50×奥行き20cm
  • 重量:3.4kg
  • 素材:ポリエステル(フライシート)、オックスフォード・ポリエステル(グランドシート)
  • 耐水圧:3,000mm(フライシート)、8,000mm(グランドシート)
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

ノルディスクのおすすめ2人用テント

出典:Amazon

家型テントの「ユドゥン5.5」がパップテントのようなオープンスタイルにできる、画期的なモデルへとバージョンアップしました。
推奨人数3~4人用のテントですが、夫婦で使っているキャンパーさんも多く、魅せる「キャンプインテリアつくり」が楽しめます。

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もちろん普通のテントとして、常時クローズでも使用可能です。

  • 推奨人数:3~4人用
  • 展開サイズ:幅260×奥行き210×高さ150cm
  • 収納サイズ:幅66×奥行き30cm
  • 重量:15.3kg
  • 素材:テクニカルコットン(フライシート)、ターポリン(グランドシート)
  • 耐水圧:350mm(フライシート)、100%防水(フロアシート)
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

ノルディスクその他の個性派テント

出典:Amazon

ユニークな形をした「ミッドガルド」は単体でテントとして使う他に、家型テント「ヴィムル」と連結もできる革新的なテントです。

出典:Nordisk公式サイト

ヴィムルを寝室にしてミッドガルドをリビングとして使ったり、グループキャンプで仲間のヴィムルと連結したりと幅広い楽しみ方ができます。

  • 推奨人数:5~6人用
  • 展開サイズ:幅303×奥行き303×高さ270cm
  • 収納サイズ:幅110×奥行き40cm
  • 重量:18.4kg
  • 素材:テクニカルコットン(フライシート)、ターポリン(グランドシート)
  • 耐水圧:350mm(フライシート)、100%防水(フロアシート)
  • 付属品:ガイロープ、ペグ

ノルディスクはタープとの合わせ技がおすすめ

出典:Nordisk公式サイト

2023年4月にオープンした、三重県いなべ市とノルディスクとのコラボキャンプ場「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」のオープン記念限定セットです。
燃えるような赤いテントとタープはノルディスク初のカラー展開で、数量限定での販売となりました。
アスガルドは冬に単体で見ることが多いテントですが、タープと連結することでより広い空間でラグジュアリーなキャンプを楽しむことができます。

<アスガルド7.1>

  • 推奨人数:2~3人用
  • 展開サイズ:幅300×奥行き265×高さ200cm
  • 収納サイズ:幅97×奥行き30cm
  • 重量:15.5kg
  • 素材:テクニカルコットン(フライシート)、ターポリン(グランドシート)
  • 耐水圧:350mm(フライシート)、100%防水(フロアシート)
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

<カーリ12>

  • 展開サイズ:幅300×奥行き400cm
  • 収納サイズ:幅78×奥行き15cm
  • 重量:7.5kg
  • 素材:テクニカルコットン(フライシート)、ターポリン(グランドシート)
  • 耐水圧:350mm
  • 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ

ノルディスクテントの2023年新作

ここからは、ノルディスクから2023年に発売された新作テントをご紹介します。
今年もユーザーがワクワクするようなラインナップが並びました。

ノルディスク2022年新作との違い

2022年はティピー型テントのスリムヘイムが新作として登場しましたが、テントの種類としては少なめの年でした。
2023年は大人気のアスガルドから新色のブラックが登場、ユドゥンとウトガルドがパップテントにもなる「スカイ」としてバージョンアップして発売されています。
また、スカート付きのレイサ6やコットンテントの素材違いでポリエステルテントが発売されるなど、2023年は現行モデルのバージョン違いが多く出ている印象です。

ノルディスクテント2023年新作「ユドゥンスカイ5.5」

出典:Amazon

家型テントのユドゥンは、同じく家型のウトガルドと比較検討されるテントです。
ウトガルドは6人用テントしかないため、ソロや夫婦でコンパクトキャンプを楽しみたい人が少し小さめのユドゥン5.5を選ぶようです。
そんなユドゥン5.5が、大きく開口してパップテント風になる「ユドゥンスカイ5.5」へバージョンアップしました。
ほとんどのノルディスクコットンテントは、窓が小さく夏に向きませんが、ユドゥンスカイ5.5なら夏でも涼しく過ごせそうですね。

ノルディスクテント2023年新作「アスガルド12.6 ブラックエディション」

出典:Nordisk公式サイト

2021年に発売された「アスガルド7.1ファントムブラックエディション」は即完売!大人気だったブラックが、2023年の新作としてアスガルド12.6で復活しました。
通常のアスガルドに刻印されているサイドウォールのシロクマロゴは2倍の大きさになってルーフへ移動し、より存在感のあるシルエットとなっています。

ノルディスクテント2023年新作「レイサ6」

出典:Amazon

過去に発売されたスカート付きのレイサ6が、新色で2023年に再登場しました。
レイサはスカートがついていないため裾部分から風が入るので、寒く冬キャンプのテントにするには厳しいというユーザーの意見も多くありました。
スカートがつくことで防風になり、雨や雪の侵入も防ぐので、冬キャンプ用のテントとしても活躍します。

ノルディスクテントはどこで体験できる?

出典:Nordisk公式サイト

テントの大きさや広さ、手触りなどを確かめたいと思っても、ノルディスクのテントはアウトドアショップなどでもあまり展示されていません。
では、どこで見たり触ったりすることができるのでしょうか。
日本ではまだまだ数少ないですが、ノルディスクのテントを体験できる施設をご紹介します。

Nordisk Hygge Circles UGAKEI

出典:いなべ市ホームページ

三重県いなべ市とノルディスクのコラボレーションキャンプ場として、2023年4月にオープンしました。
キャンプ場の名前になっている「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」の「Hygge(ヒュッゲ)」とは、北欧デンマーク語で「居心地がいい時間や空間」という意味です。
ノルディスクはこうした「ヒュッゲの世界観」を大事にしており、このキャンプ場では存分にヒュッゲを体感することができます。
木のぬくもりに包まれるデザイナーズコテージや常設テントサイト、テント持ち込みサイトがありますが、常設テントサイトではノルディスクの様々なコットンテントに宿泊することができますよ。

  • 住所:三重県いなべ市大安町石榑南2999-5
  • 電話番号:0594-37-7769
  • 営業時間:24時間

NORDISK CAMP SUPPLY STORE SHIBUYA

出典:渋谷PARCO公式サイト

世界初のノルディスクのコンセプトストアとして、渋谷パルコ内でノルディスクのギアやアパレルを中心に取り扱っています。
パルコの屋上でノルディスクのテントやギアの展示イベントも開催され、実際に体験することができるので要チェックです。

  • 住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 5F
  • 電話番号:03-6416-1033
  • 営業時間:11時~21時

NORDISK CAMP SUPPLY STORE by ROOT KYOTO

出典:ROOT公式サイト

関西唯一のノルディスクコンセプトストアである京都店は、常時3つのノルディスクテントが張られているので、実際にテントの中に入って使用感を体験することができます。
展示テントは定期的に入れ替えになるので、少し間をあけて訪れることで様々なテントに触れられますよ。

  • 住所:京都府京都市中京区烏丸通六角下る七観音町634 カラスマプラザ21 B1F
  • 電話番号:075-754-8809
  • 営業時間:11時30分~20時

レンタルを使用してみるのもおすすめ

ノルディスクのテントは値段が高くてすぐに決められないという場合は、テントレンタルを利用してみてはいかがでしょうか。
1泊数千円〜2万円ほどでレンタルできるので、まずはお試しで設営と撤収、宿泊をしてみて、扱いやすさや快適さを一度体験してみるのもおすすめです。
レンタルショップと提携しているキャンプ場であれば直接テントがキャンプ場に届き、撤収後はキャンプ場にテントを置いてチェックアウトできるため便利ですよ。

ノルディスクテントでおしゃれにキャンプを楽しもう

ノルディスクのテントは北欧らしいデザインで、おしゃれに感じるテントが多いのが特徴です。
インスタグラムで「#おしゃれキャンプ」というハッシュタグが賑わっており、その中にはノルディスクのコットンテントに温かみのあるウッドギアで、サイトをおしゃれにレイアウトして楽しむ人も多くいます。
この記事ではノルディスクで人気の定番テントを中心に、2023年新作のテントもご紹介しました。
おしゃれキャンプを楽しむためのテント選びの参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

愛犬と年間40泊、まったりとキャンプを楽しむWEBライター。
 
キャンプ歴10年、メインシーズンは冬。
ギアはメーカーにはこだわらず、良いと思ったものを長く使うスタイルです。
毎年各メーカーから発行される新作カタログを隅々まで読み尽くすのが至福の時間。

おすすめキャンプ情報を詳しく丁寧にわかりやすく紹介します!

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