2月も中旬も過ぎ、厳しい寒さが続いていると思いきや、もう春なのか?というような暖かい日々が続いています。
今年も多くのキャンパー達が春を見据えて動き出してくるでしょう。
しかし、春先のキャンプに悩まされるのは朝晩の寒さではないでしょうか?そんな寒さから身を守るべく、今回はグランドシートについて紹介させて頂きます。
グランドシートに興味がある方、すでに持っている方にもお得な情報を発信させて頂きますので最後まで読んで行って下さい。
グランドシートとは?
グランドシートとはテントの下に敷くことで地面からの冷気を抑えたり、ぬかるんでいる土の上に敷くことでテントを汚さないようにしたり、デコボコの地面の上に敷くことでテント内の快適性を上げてくれたりするのに必要なアイテムになります。
寒い時期のキャンプでよくあることは、テントの下から冷えてしまったり、水が浸みてきてしまうことがあります。
そんな時に活躍してくれるアイテムがグランドシートです。
私自身のキャンプ初心者の時にはグランドシートではなくブルーシートを使っていたのですが、シートの厚みやテントのサイズに合ったものではなかったので、グランドシートを購入しました。
グランドシートを使ってみると今まで苦労していたことが快適になり、とても楽しいキャンプライフを送れています。
現在ブルーシートで代用している方は、今年からグランドシートに変えてみるとキャンプライフの快適性が増すこと間違いなしです。
グランドシートの使い方
グランドシートの使い方は簡単に説明するとテントを設営する前に、設営する場所に敷くだけです。
今簡単に伝えてしまいましたが、テントはインナーテントを設営した後でも動かすことができますが、グランドシートはテントを設営したあとに動かそうとすると弛んでしまったりして上手くテントの下全体に敷けなくなってしまいます。
そのためグランドシートを敷く前にサイト全体のレイアウトをしっかり考えてから敷くようにしましょう。
敷いた後はペグで軽く打って止めてもいいですし、多少重さのあるもの(私の場合はバックなどを置いています。)を上に載せてもいいです。
グランドシート選びのポイント
まずはグランドシートの選びのポイントを紹介いたします。
グランドシートをどのように選んだら良いか悩んでいる方は是非参考にしてください。
大きさ
グランドシートを選ぶときのポイント1つ目は大きさです。
インナーテントよりも大きいグランドシートを選んでしまうとテントからの水滴がグランドシートの上に垂れてしまいます。
その水はテントとグランドシートの間に入ってしまいテント内に水が浸みてきてしまうこともあるので、インナーテントより大きいサイズのグランドシートにならないようにしましょう。
逆に小さすぎるとグランドシートの役割を果たせないのでインナーテントに合うサイズを選ぶようにしましょう。
素材
グランドシートを選ぶときのポイント2つ目は素材です。グランドシートの素材には大きく分けて3種類あります。
1つ目はポリエチレンです。
これはブルーシートに使われる素材で、布のように縫い目がないので水を通しにくい特徴があります。
また、安価で軽量なので比較的使いやすいグランドシートになっています。デメリットとしては質感がゴワゴワしていてクッション性が少ないため、地面の感触が伝わりやすいことです。
2つ目はポリエステルです。
これはテントのフライシートと同じ素材が使われているため、防水性が高く、速乾性、対候性があり、軽量です。
デザイン性にも優れ、厚手の生地が多く、クッション性があるため、テントで寝た時の感触が良いことが挙げられます。
また、キャンプ以外にもピクニックなどにも使用できるため、ポリエチレンより高価にはなりますが、用途も多いので買って損のないグランドシートです。
3つ目はPVC(ポリ塩化ビニル)です。これは塩ビのことで、水道管などの配管のコーティングにも使用されています。
PVCが加工されたグランドシートの耐水圧は10000mmとなっているため、水が浸みこんでくることはないでしょう。
耐水圧
グランドシートを選ぶときのポイント3つ目は耐水圧です。
グランドシートの耐水圧はどのくらいあれば良いかということですが、自分がどんな場所でキャンプをするかによって決めていきましょう。
比較的平地でのキャンプが多く、天気予報の天気がそのまま反映されるような場所でキャンプをしている方や、もし天候不良が起こったときに逃げ込める施設があるキャンプ場などでキャンプをする方はグランドシートの耐水圧は1500mmあれば十分です。
それ以外の場所、例えば登山などでキャンプする、キャンプサイト以外の場所でキャンプするような方は天候が不安定な場合もありますし、安全な施設もありませんので、テントに敷くグランドシートは耐水圧2000mmはあった方がいいでしょう。
おすすめグランドシート10選!
①DOD(ディーオーディー):グランドシート
●サイズ
2人用 190×120
3人用 190×190
5人用 280×220
●カラー:グレー
●素材:ポリエステル
ポリエステル素材で厚めに作られているDOD(ディーオーディー)人気のグランドシートです。
高い防水性と豊富なサイズ、どのテントにも適応できるのが人気の理由です。
そしてワンポイントのかわいいロゴが愛着を生み出します。
価格も手ごろのため多くのユーザーが使用している安心のグランドシートです。
②キャプテンスタッグ:テントシート
●サイズ:200×200~270×270
●素材:ポリエチレン
アウトドアメーカーのメジャーブランド、キャプテンスタッグのグランドシートです。
取り扱いしやすい正方形のグランドシートで、テントの形状に合わせやすいことが人気の理由です。
自分の持っているテントに合うグランドシートがなかったら、キャプテンスタッグのグランドシートを購入しておけば間違いないでしょう。
③snow peak(スノーピーク):ランドロックグランドシート
●サイズ:345×215(ランドロック専用)
●素材:ポリエステル
snow peakの人気テント、ランドロックの専用グランドシートです。
キャンプ場に行くと必ず見かけるsnow peakのランドロック、独特の形をしているので、ランドロックには専用のグランドシートがおすすめです。
耐水圧も1800㎜有り、キャンプサイトでの使用には十分なスペックを持っています。
④ogawa(オガワ)テント用:PVCマルチシート
●サイズ:250×220
●素材:PVC(ポリ塩化ビニル)
重さ1.5kgある重量感あふれるグランドシートです。
とにかく頑丈、そして耐水圧10000㎜の無敵グランドシート。
どこでキャンプすることを想定して作られたのかと問いたいくらいのスペックです。
安心、安全にキャンプをしたいという方におすすめのグランドシートです。
⑤DOD(ディーオーディー):ワンポールテント用グランドシート
●サイズ:385×350
●素材:ポリエステル
ワンポール用テントのためのグランドシートです。
特徴のある正六角形のワンポールテントには正六角形のグランドシートが必須になります。
DODのグランドシートならサイズ感もピッタリ!ワンポールテントを使用している方に是非おすすめです。
⑥LOGOS(ロゴス):ぴったりグランドシート
●サイズ:192×192~292×292
●素材:ポリエチレン
正方形のテントにピッタリサイズのグランドシートを提供しているLOGOS。
手頃な料金とは裏腹にテントをしっかり守ってくれる構造はLOGOSならではです。
グランドシートを迷っている方、とりあえず使ってみたい方、最初のグランドシートはLOGOSのぴったりグランドシートがおすすめです。
⑦Coleman(コールマン):2ルームハウス用テントシート
●サイズ:300×215
●素材:ポリエチレン
キャンプメーカーといったらColeman。キャンプ場で最もよく見かけるメーカーです。
そんなColemanから出ている2ルームテント用のグランドシートです。
Colemanの2ルームテントを使用している方はグランドシートも純正品の利用がおすすめです!
⑧Coleman(コールマン):マルチグランドシート
●サイズ:280×280
●素材:ポリエステル
Colemanの正方形グランドシートになります。
Colemanのテントを使用している方には純正品がサイズも合いますのでおすすめです。
スペック的にも防水性能も高く、ちょっといいグランドシートを検討している方にもおすすめできます。
⑨LOGOS(ロゴス)プレミアム:グランドシート
●サイズ:250×250
●素材:ポリエステル
LOGOSのプレミアムシリーズ。
地面と接する部分にはPVC加工され、湿気や雨水を完全にシャットアウトします。
設営も四方にある紐をフレームに結ぶだけで簡単に設営できるので初心者の方でも最初の1枚として、そして最後の1枚としておすすめのグランドシートです。
⑩GEERTOP:グランドシート
●サイズ:130×210~260×210
●素材:シリコン加工されたナイロン生地
薄くて軽量ながらシリコン加工により耐水圧8000㎜を実現したタフさが売りのグランドシートです。
サイズも豊富にあるため、様々なシチュエーションで使用できるおすすめのグランドシートです。
【まとめ】グランドシートで快適なキャンプを!
皆さん如何だったでしょうか?
グランドシートはキャンプに必須アイテムです。
快適なキャンプライフを楽しむには湿気や浸水、寒さを防ぐことが重要です。
そのためにはグランドシートをどう選ぶかが重要になってきます。
そしてせっかく買ったテントを長く使うためにも必要なアイテムになりますので、これからのキャンプライフに向けて最適なグランドシートを探してみては如何でしょうか。