キャンプや車中泊の際に大切になってくる「睡眠の質」。
疲れた身体をしっかり休ませるためにはマット選びは欠かせません。
そこで今回オススメしたい製品がコールマン史上最上級とも言われているマット「コンフォートインフレーターマットハイピーク(シングル)」です。
2021年の春に販売個数制限商品として販売されたこの製品の気になる実際の使い心地や使用方法、レビューをご紹介していきたいと思います。
Colemanコンフォートインフレーターマットハイピークの特徴
コンフォートインフレーターマットハイピークは大きく変化する日本の四季に完全対応するマスターシリーズの商品となり、コールマン史上最上級のマットとも呼ばれています。
そこで、ここではその特徴をご紹介していきたいと思います。
自動膨張式のマットレス
コールマンのコンフォートインフレーターマットハイピークは専用のバルブを開くと自動的に空気が入る構造となっているため、放っておいくだけで空気が入る簡単組み立て。
また収納ケースがポンプの役割にもなるので加圧も楽々にすることができ、空気入れなどを別に購入する必要なく荷物が嵩張る心配もありません。
“一つ目は空気のよう口が大きいのでほぼ自動で入ります。最後に収納袋3回位で10cmに到達です。二つ目は空気の口が凄い!反転する口が入れる時は漏れないし、出す時は入って行かない。これからは口先を押さえなくてOK。これでテントの中で汗はかかなくなりそうです”
引用元:コールマンレビュー
厚さ10cm
既存のコンフォートインフレーターマットは厚さが6cmであるのに対し、最上級の寝心地を追求したコンフォートインフレーターマットハイピーク/シングルは厚さが10cmとなっています。
厚さが10cmになったことにより、弾力性は十分に保たれると共に、地面に身体が当たる不快感を感じることもない、心地よい寝心地を可能にしてくれます。
“これまでは「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」を使用。横向きの際に「もう少し肩や腰が沈んでくれたら楽だなぁ」と思う事が多く、10cm厚のマットを物色。このマットは最高すぎる”
引用:コールマンレビュー
寝心地を選びるリバーシブルマット
マットの材質はポリエステルとポリウレタンフォームを使用していますが、より特徴的なのが両面で好みの寝心地を選べることです。
表面のブラウン側はカッティングフォームとストレッチ生地を採用しているため、程よい柔らかさがある寝心地を好む方に向いています。
重心をかけるとしっかり包み込まれる印象です。
裏側のレッドカラーはソリッドフォームと起毛生地でしっかり弾力のある寝心地を好む方にオススメ。
重心をかけるとしっかりとした弾力性があり、安定感を感じさせてくれます。
コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングルのスペック
使用サイズ | 約198 x 68 x 10(h)cm |
収納時サイズ | 約φ21 x 72cm |
重量 | 約2.7kg |
材質 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
価格 | 17,000円(税込) |
縦幅は198cmで横幅は68cmと大人が1人で寝るのには十分な広さです。
収納サイズは約φ21 x 72cmで重さも2.7kgと女性でも簡単に持ち運べます。
価格は17,000円(税込)と、コンフォートインフレーターマットより6千円程高くはなっていますが、店舗に実物があれば「体感して損はない!」と思えるほど価値のある寝心地を体感出来ると思います。
コンフォートインフレーターマットハイピークの展開の仕方とたたみ方
コンフォートインフレーターマットハイピークの使用方法についてご紹介していきます。
展開の仕方
まず収納袋の取っ手についてある金具を外し、中に入っているマットを取り出します。
コンフォートインフレーターマットハイピークは空気口が大きく、自動膨張式になっているのでバルブを開けて放って置くだけで9割ほど自動で空気が入ります。
この時のポイントはオレンジ色の逆流弁が内側になっていることが大切です。
もし素早く空気を入れたい方はバルブを縦向きに変えるとスムーズに空気が入ります。
この時点でも十分な厚みはありますが、しっかり空気を中に入れるためには収納ケースを加圧ポンプとして使用していきましょう。
収納ケースにはマットのバルブに合わせた空気口が作られているため、逆流弁が内側になっているのを確認した後、マットのバルブにはめ込んでいきます。
そして収納ケースに空気を入れて、加圧を3回程行うとしっかり10cmに到達することができ、これで完成です。
たたみ方
広げたあとのマットをたたむためには、まずバブルの逆流弁を外側になるようにます。
そしてマットを丸めながらマットの上に乗るなどして、空気を抜いていきます。
そして専用のマジックテープで止めて収納袋に入れれば終了です。
コンフォートインフレーターマットハイピークを実際に使用して感じたメリット・デメリット
メリット
コンフォートインフレーターマットハイピークを実際に使ってみた第一印象は何と言っても「寝心地の良さ」です!!
様々なメーカーの店舗でマットの寝言地を実際に色々と試しましたが、コールマンのコンフォートインフレーターマットハイピークの寝心地の良さは私の中でダントツでした。
また気分に合わせて裏表どちらの面で寝るかを決めれることもメリットの一つと言えます
キャンプの際に極力地面が平行になっている場所を選んで寝る必要がありますが、キャンプ場の位置によっては多少斜めになってしまうこともあります。
そんな時はこの製品のカッティングフォームを上にするのもオススメ。
均等にカッティングフォームがあることで斜面が多少斜めになっていてもマット上で滑り止めの役割を果たしてくれました。
レッドカラーのソリッドフォームを上にして寝た場合は、しっかり腰を伸ばすことが出来る上に、昼間などマットの上で歩いても、安定性が高いので誤って転倒する危険性もなく安全に使用できました。
もう一つのメリットは扱いやすさです。
バルブを開くだけで9割自然に空気が入る上に、加圧ポンプ代わりの収納ケースは開口部にしっかりとしたワイヤーが入っているので、バブルに固定させたまま空気を入れるのも簡単に出来ます。
またマットを収納ケースに入れる際も、このワイヤーのおかげでスムーズに収納することができ女性1人でも簡単に扱うことが出来ました。
デメリット
コンフォートインフレーターマットハイピークのデメリットをあげるとするならば、コンパクトにまとめる際空気を抜くのに少し時間がかかるのがデメリットです。
特に体重の軽い方が扱うと少し時間がかかってしまいます。
もし収納時に全ての空気を一瞬で抜きたい方は掃除機を使うのが便利です。
今回初めて掃除機を使ってみましたが、数秒足らずで空気が抜けて勝手に丸まってくれました。
車内にハンディ掃除機などを置いている方は、掃除機を使用した方が楽に片付けを行うことが出来そうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コールマン史上最高級の寝心地の良さを体感出来るコンフォートインフレーターマットハイピークは、お値段的には決して安くはありませんが、コールマンだけでなく他のメーカーと比べても買って後悔はない質の良さを実感させてくれます。
また、コンパクトに収納することが出来るので、我が家ではキャンプだけでなく車中泊の際にも大活躍してくれています。
キャンプや車中泊の際に、睡眠の質を重視させたいと悩んでいる方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?