BUNDOK ソロベース使用レビュー!張り方やサイズなども徹底解説!コスパよし!超かっこいいおすすめパップテント!

近年人気のソロキャンプ。それに合わせて各メーカーからさまざまなソロテントが発売され、あれこれ目移りしていませんか?

今回は、無骨派キャンパーを中心に大人気を博している「BUNDOKのソロベース」をご紹介します。

ソロキャンプにはバッチリ最適なソロベースの魅力を、どうぞご堪能ください。

目次

BUNDOK(バンドック) ソロベースとは?

出典:Amazon

特にソロキャンプに向けた商品を多数販売し、その多くがコストパフォーマンスのすぐれた製品としても有名なBUNDOK。

中でも、発売以来ソロキャンパーたちに大人気なのが、パップ風テント「ソロベース」です。

軍幕テントを現代的にアレンジしたソロベースは、軍幕由来の無骨なデザインが男心をくすぐります。

それでいて、現代風の機能性を兼ね備えた、まさに理想的なソロテントです。

最近では無骨派女子キャンパーも増えていることから、男性だけでなく女性人気も高まっています。

BUNDOK ソロベースの張り方

それでは、BUNDOK ソロベースの張り方について、実際の設営時の画像とともにご説明します。

STEP.1:幕体を広げる

まずは、内容物を袋から出し幕体を地面に広げます。

この時、テントの前部分は開閉用のファスナーがついていますので、そちらが前側に来るように広げてください。

STEP.2:ポールを用意する

次にポールを用意します。BUNDOK ソロベースには長短2本ずつ、計4本のポール(テンションコード付き4分割)が付いていますが、短い2本が本体にセットするポールです。

その短いポールを幕体の左右に差し込み、ハトメ穴から先を出し左右に広げて置いておきます。

STEP.3:ポールとガイロープをセットする

ハトメ穴から出したポールの先に、フタマタに別れたガイロープを引っ掛けます。

その後、タープなどを張る時と同様ポールに対して45度の角度に左右にガイロープを広げ、ポールエンドと同じ長さまでセットしておきます。

STEP.4:本体を立ち上げる

ポールエンドの延長線部分にガイロープをペグで固定します。

左右2箇所ずつ合計4本のペグを打ち込んだら、ポールを立ち上げガイロープのテンションを調整すればテント自体が自立します。

STEP.5:周囲をペグダウンする

テント四隅に取り付けられたテンションコードをペグで地面に固定します。

この時、四隅のペグを対角線上に打ち込んでいくようにするとテントに張りが出ます。

四隅のペグダウンが終わったら、左右の張り出し部分もペグダウンしてください。

出典:Amazon(画像のカラーはカーキ)

ガイロープ4箇所、本体6箇所のペグダウンをすれば基本的には完成です。

このフルクローズの状態でインナーテントを取り付けるか、グランドシートとマット、またはコットなどを中にセットすれば軍幕風パップテントとして利用できます。

STEP.6:フロントフラップを立ち上げる

現代風パップテントとしてアレンジされた、BUNDOK ソロベースの魅力はここから。

周囲のペグダウン後、前側のファスナーをオープンにして跳ね上げ、ひさしとして利用することができます。

ひさしにあたる前側部分の角にあるハトメ穴に長いポールをセットします。

それをシングルのガイドロープで引っ張り、ペグダウンすればひさし部分の完成です。

STEP.7:インナーテントを取り付ける

このままの状態で床なしテントシェルターとして利用することもできますが、ソロベースには夏場などに便利なメッシュのインナーテントがあらかじめ付属しています。

設置はワンタッチでOK。

まずは、本来後ろ側の床面左右にあるアタッチメントにパチっとセットします。

続いて天井左右と中央にある3箇所のアタッチメントをセットするだけです。

STEP.8:完成

出典:Amazon(画像のカラーはカーキ)

インナーテント前面の左右をペグダウンすれば、インナー付きパップテントの完成です(画像では床面のペグダウンは行っておりません)。

BUNDOK ソロベースのスペック

それでは、BUNDOK ソロベースの各種諸元・スペックなどをかんたんにご紹介します。

セット内容

セット内容は以下の通りです。

・本体幕/フライシート(コットン混紡素材)
・インターテント(ポリエステルメッシュ)
・1100mmポール×2本(アルミ合金製、本体用)
・1300mmポール×2本(アルミ合金製、ひさし跳ね上げ用)
・ガイロープ×4本(フタマタ×2本、シングル×2本)
・アルミ製Vペグ×18本
・エンドキャップ×2個
・コンプレッションベルト付き収納ケース(組立説明書縫い付け)
・ポールケース、ペグ&ガイロープケース付属

重量

袋などすべて込みで、約4.48kg。

フライシートがコットン混紡生地のため、ポリエステルやナイロン製のテントと比べると重量があるため、徒歩キャンパーは少々持てあますかもしれません。

サイズ

出典:Amazon
  • 張った状態:約3600×1900×1100mm
  • インナーテントサイズ:約1900×850×1000mm
  • 収納時:約410×210×210mm

なお、ひさし部分の広さは大体幅1900mm、奥行き1000~1200mm、高さ1100~1300mm程度となります。

高さの感覚としては、ハイチェアだと頭が少し天井にあたるため、ローまたはグランドスタイルが向いています。

インナーテントはマットを敷いて眠るのには、男性でも問題ない広さがあり、インナーテントを使わないグランドスタイルでは、ロースタイルコットの使用もバッチリです。

BUNDOK ソロベースを使用して良かった点

BUNDOK ソロベースのメリットを、実際にキャンプ場で使用してみて良かったと感じる点を中心にご紹介します。

見た目がオシャレ

設営し終わって一番に思ったのが、なによりオシャレでかっこいいテントだなということ。

ソロキャンプのまさに「ベース」として使うには必要十分な機能を兼ね備えながら、「ここがオレの城」と思える満足感たるや、実際に手にして感じてもらいたい感覚です。

なお、筆者のソロベースのカラーはサンドベージュですが、他にカーキもラインナップされています。

カーキの方がミリタリー感が強く出るので、少しワイルドな印象となります。

こちらもかなりかっこいいですね!

設営がかんたん

ドームテントなどのように自立はしませんが、ひさし部分を含めてもガイロープ4箇所、本体6箇所の計10箇所をペグダウンするだけで完成します。

もともとがコンパクトなテントなだけあって設置自体はかんたんですので、慣れれば10分程度で完成させることも可能でしょう。

開放的な空間デザイン

インナーテントを利用しなければ、有効スペースはさらに広がります。


出典:Amazon

また、この日の設営時は雨だったため試していませんが、本体左右にもファスナーが付いていて、それを空ければさらに開放的な室内空間が得られますので、夏場などの利用時は嬉しいですね。

利用方法をアレンジできる

インナーテントを使ったおこもりスタイルから、床なしの状態で広々シェルターのような使い方など、利用方法をアレンジできるのも魅力です。

ロースタイルのコットを置いたり、グランドシートにマットを敷いたりして、ひさしの下で調理をするといった楽しみ方もできます。

十分な広さのひさし部分がありますので、タープも必要ありません。

高い防水性能

出典:Amazon

設営当日は雨でしたが、テント内への雨の侵入は皆無でした。

撥水性能は上の画像通り、通常の使用時では問題がありません。

出典:Amazon

さらに、左右のポール設置場所のみ直接内外をつなぐ穴が開いているのですが、そこからの水の侵入を防ぐためのエンドキャップが付いているので安心です。

BUNDOK ソロベースを使用して気になった点

オシャレで機能性にもすぐれたBUNDOK ソロベースですが、実際に使用してみて気になった点をご紹介するとともに、その解決策についても考えてみます。

冬は寒い?

ソロベースはスカートが付いていないため、本体と地面との間に若干の隙間ができます。

ペグダウンしたテンションコードを調整すれば、ギリギリまで隙間を少なくすることはできますが、完全に無くすことは難しいでしょう。

そのため、真冬などの厳冬期では隙間風などへの寒さ対策が必要で、内側からグランドシートなどで塞いだりしなければ、冬場のキャンプは厳しそうです。

出典:Amazon

なお、最近はソロベースの上位モデルとして「ソロベースEX」が発売されました。

これは周囲のスカートに加えて、跳ね上げひさし部分にサイドフラップまでついているため、かなりの寒さ対策が期待できそうです。

左右のポールが邪魔

出典:Amazon

インナーテントを利用している場合はあまり気になりませんが、グランドスタイルで利用する時には左右のポールが若干邪魔に感じました。

そんな時は専用のオプション品フタマタポールを利用すれば、左右の張り出しスペースまで有効活用することができ、より快適なキャンプが楽しめます。

付属のペグは微妙

付属のアルミ製Vペグは軽量ですが、強度は最低限でよほど地面のコンディションが良い場所でしか利用できません。

そのためペグは自前で用意したほうが良いでしょう。

ちなみにこの日は川沿いのキャンプ地で、多少砂利混じりの土フィールドだったため、筆者もペグは自前の鍛造ペグを利用しました。

コンパクトだが重い?

この居住スペースにしてはコンパクトにまとまったソロベースですが、やはり混紡生地テントならではの重量はあります。

4kg強の重量は車移動であれば気にはなりませんが、徒歩キャンプでは少々持て余しそうです。

グラウンドシートと合わせて使用するとより快適に

コンパクトながら居住空間の広いソロベースの魅力を存分に享受するためには、インターテントを利用しないグランドスタイルの利用をおすすめします。

この日の筆者は100均ショップで買ったレジャーシートを利用していますが、キャンプ用に作られた厚手で防水機能を持ったグランドシートと合わせることで、より快適なキャンプを楽しむことが可能です。

ソロベースに合わせるのであれば、同じBUNDOKのソロティピー用グランドシート(1900×1900mm)や、オレゴニアンキャンパーのグランドシートL(2000×1400mm)などをおすすめします。

BUNDOKソロベースはコスパよし!ミニマムを目指すソロキャンパーにおすすめのパップテント!

オシャレで高い機能性を持ちながらお値段も手頃なBUNDOKのソロベース。

今回は、その魅力を存分にお伝えしてみました。

これ1つあればタープもいらず、軍幕風のデザインと現代風の機能美に満ち溢れています。

まさにオールインワンのミニマムベースとなるBUNDOK ソロベースは、ミニマムを目指す無骨派ソロキャンパーにはまさにうってつけのパップテントです。

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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