今回は-196℃も断熱するNASA使用の新素材「エアロゲル 」を使った超断熱寝袋「AERO WARM (エアロワーム)」を紹介いたします!
冬のキャンプや車中泊のために断熱性が高く暖かい寝袋をお探しの方はぜひ今回の記事を参考にしてください。
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超断熱素材「エアロゲル」とは?
エアロゲルとは1931年にスティーブン・キスラーによって発明されたハイテク素材です。
半透明な多孔質で熱伝導率が極めて低く、超軽量であるという特徴を持っています。
一方で、エアロゲルは脆く崩れやすいという欠点を持っており、性質上そのまま一般的な衣服に応用することは難しいとされてきました。
しかし、最新技術で生地化に成功し、保温・断熱性を損なうことなく、薄さと軽さ、透湿性を備えた素材が生まれました。
今回紹介するEARO WARM(エアロワーム)は、このエアロゲル生地を断熱材として使用した最新の寝袋となっています。
エアロゲル素材を使用した寝袋【エアロワーム】の機能性を紹介
まずは最新素材エアロゲルを使用した寝袋「エアロワーム」はどのような機能性を持っているのか解説いたします。
エアロゲル素材+ホワイトダックダウンで高い断熱性・保温性
エアロワームの最大の特徴は、表地と裏地の中間にエアロゲル生地素材を配置することで高い断熱性と保温性を実現している点です。
一般的なダウンに加えて、厚さ2mmのエアロゲル生地の層を作ることで、外部の冷気や内部の熱が逃げるのを防ぎます。
また、ダウンには高級ホワイトダックダウン90%を980g使用することで、触り心地の良い柔らかさと暖かさを実現しています。
内側に毛布装着・首元アジャストで冷気を断つ「超温ボディフィット構造」
エアロワームの内側には着脱可能な毛布が装着されています。
ナイロン特有のツルツルとした肌触りとは異なり、さらさらとした肌触りでより快適な睡眠をとることができます。
また、毛布が首や肩まわりを包んでくれるため、内部の暖気が外に逃げにくいといったメリットもあります。
寝袋で寒いと感じる際の大きな要因の一つとして「首回りからの冷気の侵入」が挙げられます。
エアロワームは首元や頭周りのサイズも調整できるボディフィット構造で、暖気を逃さず寝袋内を暖かく保ってくれます。
「寝袋に入ったけど寒くてなかなか暖まらない…」といった悩みからも解放されます。
サイズ・重量
収納時のサイズは11cm x 11cm x 23cmとなっており、一人用の封筒型の寝袋の平均的なサイズとなっています。
封筒型の寝袋で人気の定番モデルであるWhteSeekと比較しても、ほぼ同程度のサイズとなっています。
展開時のサイズは195cm× 61cm × 6cmで、封筒型なので足元のスペースにも余裕があり、寝返りもうちやすい形状です。
重量を測定したところ約1.9kgで特別軽いといった印象は受けませんでした。
一般的な一人用の封筒型の寝袋とサイズ感や重量感は同程度です。
登山などの長距離の持ち運びには適していませんが、持ち運びの距離が短い車中泊やキャンプにはちょうど良いサイズです。
多機能なデザイン
寝袋を完全に開いて使用すればブランケットや毛布、マット代わりとしても使用することができます。
寝袋以外にも幅広い使用シーンで体を暖かく保ってくれます。
2つのエアロワームを繋げて一つの大きな寝袋にすることで家族が一緒に寝ることもできるので、ファミリーキャンパーにおすすめです。
エアロワームを実際に冬に使用してみた感想は?本当に暖かい!?実際に検証してみた!
次に冬の北海道で、エアロゲル素材の効果を体感するため、人気の寝袋と暖かさの比較検証を行いました。
検証①:冬のテント内で使用してみる!
今回比較検証に用いたのは楽天市場でシュラフランキング1位を獲得したこともあるWhiteSeekの寝袋です。
こちらの寝袋の耐寒温度は-7℃~10℃(快適温度0℃)で、真冬を除いて3.5シーズン使用できるスタンダードなモデルです。
検証時のテント内の温度は-1.1℃でした。
上着はネルシャツ1枚のみで、それぞれの寝袋で1時間ほど過ごして暖かさの違いを検証しました。
【検証結果①】
検証の結果から述べると「エアロワームの方が暖かい」という結果になりました。
まず、寝袋に入った時ですが、WhiteSeekの方はナイロン特有のヒヤッとした感覚があり、寝袋内部が暖まるまでは寒い状態が続きました。
しかし、エアロワームは内側に毛布が装着されているので、寝袋に入った際の冷たさが軽減されていました。
保温性についてですが、これもエアロワームの方が優れていました。
WhteSeekは使用していると下からの冷気で背中側が徐々に冷えていく感覚があり、長時間の使用は寒さが厳しいように感じました。
一方、エアロワームは背中からの冷気がWheteSeekよりも明らかに少なく、内部の温度が冷えにくいように感じました。
1時間使用していても暖かさが維持されていたので、夜間の睡眠といった長時間の使用にも耐えられる性能を持っています。
また、首元の暖かさにも違いが感じられました。
WhiteSeekにも顔まわりの調整機能はついているのですが、どうしても隙間ができ、冷気が侵入してします。
しかし、エアロワームは毛布が顔まわりまでしっかりと包んでくれるため、冷気の侵入をしっかりと防いでいました。
これによって、寝袋内部の暖気を逃すことなく、より暖かな状態を維持することができていました。
今回の検証からエアロワームは-1℃の環境下でも暖かく長時間の使用に耐えうることがわかりました。
寒さが厳しくない地域であれば、真冬でもコレひとつで十分に耐えられると思います。
また、寒さが厳しい地域の場合は補助暖房や中に厚手の服を着込めば快適に寝ることができます。
検証②お湯の温度低下の違いを比較してみた!
2つ目の検証として、70度のお湯を入れたペットボトルを寝袋の中に入れて放置し、時間経過による温度低下の違いを比較しました。
室温は3度で、寝袋の足元の中央にペットボトルを入れて放置します。
【検証結果②】
時間経過による温度の変化は以下の表の通りとなりました。
エアロワーム | WhiteSeek | |
30分 | 58℃ | 58℃ |
1時間 | 52℃ | 50℃ |
2時間 | 44℃ | 41℃ |
3時間 | 32℃ | 28℃ |
4時間 | 30℃ | 26℃ |
検証結果から開始1時間で温度の違いが現れ始め、4時間後には4℃差となりました。
これよりエアロワームの方が断熱・保温効果が高いことがわかりました。
就寝時は8時間近く使用するため、わずかな温度差でも体感的には大きな違いが感じられます。
エアロワームを使用すれば「夜中に寒くて目が覚める…」といった悩みも軽減されます。
エアロワームはこんな人におすすめ
・封筒型の寝袋で耐寒性能が高いモデルをお探しの方
・連結してファミリーで使いたい人
エアロワームがおすすめな人は以上の通りとなります。
スタンダードな封筒型の寝袋と比較すると高い防寒性が魅力で、冬のキャンプや車中泊にはぴったりのモデルです。
また、大きく広げたり、繋げて大きな寝袋にすることができるためファミリーキャンパーにも適しています。
寒い夜を少しでも暖かく過ごしたい方はエアロワームがおすすめです。
エアロワームを使用して気になった点
エアロワームを使用して気になった点としては「マミー型と比較するとコンパクト性は劣る」という点です。
収納時のサイズに関しては一般的な封筒型の寝袋と同程度で、特別他の製品よりもコンパクトというわけではありません。
ダウン生地のマミー型のモデルと比較すると収納時のサイズは大きいため、登山での持ち運びには適していません。
また、表面のナイロン生地の質感が光沢が強く少し安っぽいような印象を受けました。
保温性などの機能はとても優れていますが、デザイン性が高ければより魅力的な商品だと思います。
エアロワームで冬のキャンプや車中泊を快適に過ごしましょう!
以上、今回はNASA使用の最新素材「エアロゲル 」を使用した、高断熱の寝袋「エアロワーム」をご紹介いたしました。
暖かさに関しては人気のモデルよりも優れていることがわかり、エアロゲルの断熱性の高さを実感することができました。
封筒型で、ゆったりと使い勝手の良い寝袋ですので冬キャンプやファミリーキャンプ、車中泊におすすめです。
是非こちらの寝袋を購入して、新素材エアロゲルの効果を体感してみませんか?
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