MSR「ウィスパーライト インターナショナル」は厳しい環境でも使える万能ストーブ!魅力をご紹介!

いろんなアウトドアブランドから、さまざまなストーブが発売されているため、「どれがいいのかよく分からない……」なんて人も多いと思います。

今回は、初心者からベテランユーザーまで、幅広い人たちにおすすめできるストーブをご紹介しますので、ご購入の際は参考にしてくださいね。

目次

冬山でも使えるMSR「ウィスパーライト インターナショナル」

今回ご紹介するのは、MSR(エムエスアール)の「ウィスパーライト インターナショナル」です。

このストーブは、気温の低い環境でも安心して使えること、さまざまな種類の燃料が使えること、液体燃料ストーブの中でも燃焼音が静かなことが最大の魅力。ここからは、使える燃料の種類やおすすめポイントをお伝えしていきます!

スペック

サイズ五徳/φ190mm、高さ:90mm
収納サイズ150×90×90mm
重量316g(ストーブ+燃料ポンプ)、パック重量:472g
燃焼時間(600ml液体燃料あたり)ホワイトガソリン・・・110分
灯油・・・155分
1リットルが沸くまでの時間ホワイトガソリン・・・3.5分
灯油・・・4.4分
最高出力約2,772Kcal/h
使用可能燃料UGジェット(出荷時)/ホワイトガソリン・無鉛ガソリン
UKジェット(付属)/灯油
生産国Made in USA

冬キャンプや冬登山など低温下使用におすすめ!

ガスストーブ、気温が低い環境で使用する際には付かないことがあります。最近では、低温下でも使えるCB缶やOD缶もありますが、氷点下2桁までいくと、いざ使おうとしたときに使えなかったり、使えても火力が弱かったりすることも。

「ウィスパーライト インターナショナル」は、ガソリンなど液体燃料を使用するため、冬キャンプはもちろん、冬登山やバックカントリーをする人など、過酷な環境でも使えるのが魅力の一つ。また、ウィスパー=ささやくという商品名の通り、燃焼音が静かなことも特徴です。

マルチフューエルで複数種類の燃料が使える

「ウィスパーライト インターナショナル」は、ホワイトガソリンと自動車用レギュラーガソリン(無鉛)、灯油の3種類を燃料として使えるマルチフューエルモデルです。

レギュラーガソリンや灯油はガソリンスタンドで購入できるため、燃料の入手方法も幅広くなるのが嬉しいポイント。キャンプ当日に「燃料を買い忘れた!」なんてときでも、キャンプ場近くのガソリンスタンドで入手できますよ!

ジェットにはガソリン用と灯油用がある

液体燃料のストーブは、最適な燃焼をするためにガソリンと灯油、それぞれ専用のジェットがあります。同じジェットでガソリンと灯油を使うことはできないので、気をつけましょう!

シンプルな構造だから手軽にメンテナンスができる

「ウィスパーライト インターナショナル」は不具合が生じた際、自分でパーツ交換ができるほどシンプルな造りをしています。

さらに、公式HPにも不具合の内容と合わせて、メンテナンス方法や分解方法など詳しく記載されているため、不具合が生じたときでも自分で対処できるのが嬉しいところ。

ストーブのメンテナンスについては、こちらをチェック!

実際に使ってみた!

実際に「ウィスパーライト インターナショナル」を使ってみました!

ボトルに燃料を入れる。

ジェットを取り付ける。

ストーブとジェットを繋げる。

ポンピングする。

少しバルブを開けて、燃料を出してバルブを閉める。

火をつけて予熱する(プレヒート)※約1〜2分。

バルブを開けて、青く安定した炎になるまで待てばOK!

※ガソリンをボトルに入れる際、携行缶から直接注ぐのが難しいので、じょうごを使うとスムーズに入れることができます。

手軽に使えて暖かい!

ガスストーブにはないポンピングやプレヒートなどの工程があるので、比べると一手間かかりますが、その分パワーも大きく、近くにいるだけでとても暖かい!!レギュラーガソリンが使えるので、コストを抑えられるのも嬉しいポイントでしょう。

火力調整ができないかな……!

逆に使ってみて気になった点は、ウィスパーインターナショナルは、火力調整が難しいこと。というか、ほぼできません。そのため、水を沸騰させたり、強火で調理したりするだけであれば問題ありませんが、とろ火調理が必要な料理とかは難しいかな……というのが正直な感想です。

「ウィスパーライト インターナショナル」をキャンプで使う予定の人は、強火調理できるキャンプ料理を考えておくといいかも!

注意点:液体燃料をそのままボトルで購入することはできないよ!

燃料の購入の際は、消防法に適合した容器が必要です。MSRの燃料ボトルは消防法に適合していないため、直接ボトルへの給油はしてもらえません。また、セルフスタンドで自らボトルや携行缶に給油することもできませんので、必ず店員さんに給油してもらってくださいね。

まとめ

今回は気温の低い環境でも問題なく使えるMSRの「ウィスパーライト インターナショナル」をご紹介しました。初めて液体燃料ストーブの購入を検討している人はもちろん、買い替えするベテランユーザーやオールシーズン使えるストーブが欲しい人におすすめのストーブです。ぜひ気になる人は、チェックしてくださいね〜!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

北海道在住のアウトドアライター。

普通のキャンプより“ガチなキャンプ”が大好き野生女子。

趣味は料理・一眼レフ・オフロードバイク・三菱JEEP・猫。将来は自給自足の生活がしたい。

目次