インフレータブルマットとは?
インフレータブルとは、空気などを注入することにより膨らませて、膜の内圧により構造を支持して使う膜構造物の総称である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
つまり、インフレータブルマットとは空気を注入して膨らますマットのことであり、キャンプの際に快適な睡眠を得るために、寝袋の下に敷いて使用します。
アコーディオン方の折りたたみ式マットと比較して、軽く、折りたたんでコンパクトにできる、長く使用してもヘタらないなどのメリットを持っています。
キャンプや登山で快適な睡眠を得るためには、インフレータブルマットは欠かすことのできない重要なアイテムです。
キャンプでは熟睡することができない…インフレータブルマットはそんな悩みを解決!
「テントで寝ても疲れが取れない…」
「朝起きると体がバキバキで寝た気がしない…」
キャンプや登山でそんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
せっかくのキャンプや登山でも、疲れが溜まっていては楽しめず、時には事故につながる可能性もあります。
キャンプの際に熟睡することのできない原因としては主に下記の3つが挙げられます。
- 地面の凹凸が気になる
- 地面の硬さが気になる
- 地面からの冷気が気になる
インフレータブルマットはこれらの悩みを全て解決し、快適な睡眠を提供してくれます。
インフレータブルマットの選び方
次に、インフレータブルマットの選び方をご紹介いたします。
インフレータブルマットの選び方のポイントとしては大きく
- 主に使用するシーン
- 厚み
- 携帯性
- 大きさ
- 価格
の5点が挙げられます。
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
①主に使用するシーン
インフレータブルマット選びの最初のステップとして、自身が主に使用するシーンを考える必要があります。
キャンプで使用する際は、車で運ぶことが多く、持ち運ぶ機会は少ないと思われるため、携帯性は低くても、大きくて厚みがあり、寝心地の良いマットを選ぶことをおすすめします。
主に登山キャンプで使用する方は持ち運ぶ時間が長いため、快適性をやや犠牲にし、携帯性の高い商品を選ぶ必要があります。
このように、自分が最も良く使用するシーンを考えて、携帯性を重要視すべきか、快適性を重要視すべきかを明確にしましょう。
②厚み
インフレータブルマットを選ぶ上で「厚み」は快適性に大きな影響を与える重要なポイントとなります。
その理由としては地面の凹凸や硬さ、冷気の遮断性能に直結するからです。
厚みが大きいほど、クッション性や断熱性は高まりますが、その反面携帯性が低下するというデメリットが生まれます。
自身が使用する環境に合わせて、厚みと携帯性のバランスの取れたアイテムを選ぶことが重要となってきます。
③携帯性
「携帯性」もインフレータブルマット選びにおいては重要な要素となります。
特に、登山でのキャンプなど、持ち運ぶことが多い場合は重要視すべきポイントです。
携帯性は折りたたんだ際の大きさや、重量によって決定されます。
持ち運ぶ機会の多いシーンで主に使用する方は、この携帯性を重要視してインフレータブルマットを選びましょう。
④大きさ
インフレータブルマットの「大きさ」は寝返りのしやすさなど、快適性に影響を与えます。
大きめのマットで余裕を持って寝たいという方にとっては重要なポイントです。
⑤価格
もちろん「価格」も重要な要素となります。
今回紹介するアイテムは数千円のものから1万円を超えるようなアイテムもあります。
予算と相談して、自身にぴったりのインフレータブルマット選びにお役立てください。
それぞれのインフレータブルマットの価格情報も記載してあるのでぜひ参考にしてください。
インフレータブルマットランキング!
先ほどの基準を踏まえて、おすすめのインフレータブルマットをランキング形式でご紹介いたします。
各アイテムの特徴をまとめましたので、自身にぴったりのインフレータブルマット選びにお役立てください。
第5位 snow peak(スノーピーク) インフレータブルマット 「テレコ」
扱いやすく安心のバルブシステム
インフレータブルマットに付くエアの出し入れ用のバルブは、軽い力で開閉することができ、閉じる時には最後に軽く押し込んでもうひと締めすることで完全に閉じることができます。
マット中には軽量なウレタンフォームが内蔵されています。
サイズ | 198×60×2.5(h)cm |
重量 | 800g(ポンプ収納ケース含む) |
収納サイズ | 16×30cm |
第4位 Hilander(ハイランダー) スエードインフレーターマット5.0cm
肌触りの良いスエード生地を採用したインフレータブルマット。
ウレタンの厚みは5cmでクッション性は高く、枕がついており快適な睡眠を提供してくれます。
寝返りをうっても大丈夫なサイズですが、収納時のサイズはやや大きめとなります。
サイズ | 192×65×5(h)cm |
重量 | 1.6kg |
収納サイズ | 25×65cm |
価格 | 4280円 |
第3位 ダンロップ(DUNLOP) キャンピングマット 5.0cm GMT36
厚さ5.0cm、幅66cmとゆったりサイズマットで、快適な寝心地を実現。
バルブから吹き込む空気の量で硬さをお好みに変更できます。
複数のマットを接続可能で、自身のテントの大きさに合わせて組み合わせて使用できます。
マットサイズが大きく、ウレタンが入っているため重量や収納サイズはやや大きめとなっています。
ダンロップの高い技術力が詰まった、安心の商品です。
サイズ | 183×66×5.0(h)cm |
重量 | 1.0kg |
収納サイズ | 34×19cm |
価格 | 10410円 |
第2位 NEMO(ニーモ) ゾア20M
先ほど紹介したオーラと比較して、やや柔らかく、90gも軽い超軽量モデルです。
重量と保温性のバランスがとれており、とにかく軽いインフレータブルマットをお求めの方にはおすすめの商品です。
サイズ | 160×51×2.5(h)cm |
重量 | 360g |
収納サイズ | 11×18cm |
価格 | 10500円 |
第1位 NEMO(ニーモ) オーラ20M
インフレータブルマットで人気のブランドNEMO(ニーモ)の人気商品オーラ20M。
ボトムに耐久性に優れる75D、トップに軽量な30Dポリエステルを採用することで丈夫かつ軽量なスリーピングパッド。
程よい硬さで体の沈みを抑え、しっかりと支えてくれます。
軽量化を図り、かつ保温性を維持するためにフォームに縦横2方向の肉抜き加工(2アクシスコアリング)を施しています。
サイズ | 160×51×2.5(h)cm |
重量 | 450g |
収納サイズ | 11.5×18cm |
価格 | 9900円 |
インフレータブルマットでさらに快適なキャンプを!
以上、今回はインフレータブルマットの選び方から、おすすめのインフレータブルマット5つをランキング形式でご紹介いたしました。
自身が使用するシーンを考慮に入れて、あなたにぴったりのインフレータブルマットを選びましょう。
インフレータブルマットで快適な睡眠を手に入れて、アウトドアをさらに快適で楽しいものにしましょう!