アウトドアベンチの中でも最も知名度の高い通称『鹿ベンチ』。
鹿ベンチはアウトドアブランドのキャプテンスタッグから販売されており、正式名称は「キャプテンスタッグ アルミ背付ベンチ」です。
特にファミリーキャンパーの方が使っている印象がある鹿ベンチは我が家も実際に子供と一緒に座ることが多いです。
そこで今回は鹿ベンチのスペックや実際の座り心地などをご紹介していき、ファミリーキャンパーだけでなくソロキャンパーでも使用出来るのかや、オススメのカバーやクッションなどもご紹介していきたいと思います。
アウトドアベンチを検討されている方は是非最後まで読んでみて下さいね。
鹿ベンチのスペックは?
組立サイズ | (約)幅1,040×奥行560×高さ665mm |
収納サイズ | (約)1,040×640×厚さ85mm |
重量 | (約)4kg |
耐荷重 | (約)140kg(片側:70kg) |
素材 | アルミニウム合金、ポリエステル |
鹿ベンチは収納時二つ折りになっており、横幅が約1mで縦幅が約60cmと大きめなので、車種によっては収納の仕方を工夫する必要がありそうですが、重さが約4.0kgと女性でも苦労せずに持ち運ぶことが出来ます。
耐荷重は片側だけで70kgということなので、70kgオーバーの男性などは中央部に座った方が安全に使用出来、夫婦やカップルで座るときはトータル体重が140kgを超えないように注意しましょう。
鹿ベンチの座り心地は痛い?実際に使用した感想を紹介
それでは実際に展開方法や座り心地等をレビューしていきたいと思います。
鹿ベンチの展開方法は至って簡単。
背もたれと座面を持って開くだけで完了できます。
収納の幅をとってしまう難点こそありますが、使いたい時に取り出してサッと使えるのは有り難いですね。
実際に座ってみると、座面に張りがありやや硬めではありますが、その分、身体をしっかり支えてくれるので想像以上にフィット感がありました。
また座面高が約30cmと低いのでロースタイルキャンプにも合いそうです。
しかし背もたれの最上部や座面の最前部にアルミパイプが通っているので、ずっと座っていると圧迫感がややあり、定期的に座り直したりクッションを利用した方が良さそうです。
安定性においては、体重を後ろにかける際は傾いたりはありませんでしたが、重心が前面部にかかると本体の後ろ側の脚が浮いてしまうので注意が必要となります。
特に小さな子供が1人で座る時は座面の前面に体重がかかってしまうので、座らせる際は背もたれにかかるよう深く座らせる方が安全でした。
鹿ベンチはソロキャンプでも使える?
鹿ベンチは子供がいるファミリーキャンパーが使用していることが多い印象がありますが、実はソロキャンプでも利用できます。
特に女性の場合は男性に比べると財布や化粧ポーチなどをバックに入れて持ち運ぶことが多く、男性よりも荷物が多くなりがちになります。
そして貴重品が入ったバックはすぐ近くに置いておきたい方も多いと思いますが、そんな時は鹿ベンチに直接置きながら自分も座ることが出来るので便利です。
そのため女性ソロキャンパーやペット連れソロキャンパーにもオススメなアウトドアベンチになりますよ。
室内で使用した様子を紹介
我が家は鹿ベンチをキャンプだけでなく、室内で使うことが多いです。
鹿ベンチがあるだけで、あっという間に「家キャンプ」の雰囲気を味わえる上に、カバーの種類も豊富なのでその時の気分や家の雰囲気に合わせて使用することができます。
アウトドアチェアを室内で使用する際、気になることの一つに「床に傷や凹みがつく」ことが挙げられます。
しかし鹿ベンチはパイプが丸く、重心が足全体に分散されるため、床に傷や凹みがついたことは一度もありません。
また、カバーやブランケットを使用することで家の雰囲気に合わせて使用出来、小さな子供が汚しても、サッと洗濯すれば簡単に汚れも落ちるので重宝しています。
ちなみに専用カバーの付け方もとても簡単で、カバーを背面から被せて背もたれの後ろで固定すれば終了で、ずれることもありませんよ。
鹿ベンチのおすすめのクッションやカバーを紹介
鹿ベンチシリーズの色の展開はグリーン、オールドイエロー、ブラウン、ホワイト、ブラック、カモフラージュなど種類も豊富。
我が家は女性に特に人気のホワイトを使用していますが、子供が小さいうちは汚されるのが明白なため、汚れが目立ちにくいカーキのカバーを使用中です。
鹿ベンチの着せ替えカバー色の展開はカーキの他に、ベージュ、イエロー、オレンジ、レッド、ネイビーがあるので、お好みに合わせて着替えさせることができ、値段も3000〜4000円前後で手に入ります。
また背面や座面のパイプによる圧迫が気になる方にはリラックスクッションカバーもオススメ。
色はホワイトとブラックの2色で展開されており、冬場など寒い時期にもオススメなクッションカバーです。
また、背もたれにポケット付きのカバーも発売されており、背面までしっかりカバーしたい方や携帯などの小物を入れるポケットが欲しい方にオススメです。
色はオリーブやブラック、ブラックダックがありますよ。
シンプルなカバーに飽きた方にオススメなのが柄物のカバー。
現在はネイティブラグが発売されており、ブルーやグレー、レッドがあるため、用途やお好みに合わせてカバーを選ぶと飽きずに長く使用出来そうです。
またクッションでオススメなのが、キャンプスタッグのブランドで若い年代に特に人気な「モンテ」のシュラフになるクッションです。
色はネイビー、ブラック、グレー、カーキがあります。
昼間は鹿ベンチのクッションとして利用し、夜はシュラフとして使用きるので、シュラフを持ってない方で鹿ベンチの購入を検討している方は、キャンプの際まさに一石二鳥な役目を果たしてくれるモンテのクッション型シュラフはオススメですよ♪
まとめ
ご紹介してきた鹿ベンチの気になるお値段は、販売店によりますが5000円〜1万円程で手に入ります。
大人だと2人、子供だと2・3人は座れるので、座れる人数から考えるとリーズナブルな方ではないでしょうか。
お手ごろな価格で手に入れられるので、カバーやクッションを同時購入しても1万円前後。
カバーを変えてみたり自分でDIYして張り替えてアレンジすることも出来るため、どんなテントサイトにも合わせることが出来ます。
アウトドアベンチの購入を検討されている方は、手頃な値段で長く飽きずに使用出来る鹿ベンチを検討してみてはいかがでしょうか?