今回はキャンプ、登山などシーンごとにおすすめな寝袋(シュラフ)をご紹介していきます。
寝袋(シュラフ)選びの重要なポイントも合わせて紹介してきますので、初めて購入される方や、新しく購入を検討している方にも、ぜひ参考にしてくださいね。
1.寝袋(シュラフ)の重要性と役割
寝袋(シュラフ)は、アウトドアライフを快適にするギアの一つです。
例えば、夏場のファミリーキャンプではゆったりとした寝袋を選び、子供たちが快適な夏の夜を過ごすことができるでしょう。
高地でのキャンプでは、深夜から朝方に冷え込むため、暖かい寝袋を選ぶことで心地よい朝を迎えることができきます。
寝袋は、快適な睡眠を守ってくれる重要な役割のギアになりますので、それぞれの使用目的や場所に合わせて購入することをおすすめします。
2.寝袋(シュラフ)の種類と選び方
ここでは寝袋の種類と選び方をご紹介します。
寝袋は数千円のものから数万円のものまであります。
安いものが悪いのではなく、それぞれの使用目的と季節に適した寝袋を選ぶことが重要です。
値段帯や使用用途によって種類が変わってきますので、どんなスタイルのキャンプをするかも考えてくださいね。
寝袋(シュラフ)の種類を紹介
寝袋には主に「封筒型」と「マミー型」の二つの種類があります。
それぞれに特徴、メリット・デメリットがありますので、寝袋の使用目的や場所にあっているか、検討してから購入することをおすすめします。
・封筒型
封筒型の寝袋は、文字どおり封筒のように長方形の形で、体と寝袋の密着が少なくゆったりとした寝心地になります。
封筒型の寝袋は使用範囲は広く、初めて寝袋を購入する方、春から秋にキャンプをする方、ファミリーキャンプをする方におすすめです。
手足もゆったりと伸ばして寝ることができ、布団に近い寝袋だと思います。
ファスナーを足元まで下げることができるので、夏の夜でも快適に睡眠を取ることができます。
タイプにもよりますが、同じタイプの封筒型の寝袋を連結させてファミリーで一つの寝袋を使用することができます。
家族一緒に寝ることができるので、子供連れのファミリーキャンプにおすすめですね。
デメリットとして、収納した際にかさばったり、重量が重くなってしまいます。
体と寝袋の間にスペースがあるため、標高が高いキャンプ場や冬でのキャンプでは、寒さを感じてしまうと思います。
・マミー型
マミー型はミノムシのような形をしている寝袋です。
この寝袋に入ってミイラ(マミー)に似ていることから、マミー型寝袋と呼ばれるようになりました。
体にフィットしてしっかりと覆ってくれるため、寝袋の中のスペースが少なくなります。
そのため、封筒型と比べて保温性が高く、標高が高いキャンプ場や冬キャンプをする方におすすめです。
また、収納はコンパクトに納まり、封筒型に比べると重量も非常に軽いです。
できるだけ荷物をコンパクトにしたいソロキャンプの方や、バックパックに道具を納めて登山でのテント泊をする方にもおすすめすることができます。
デメリットとしては、体としっかり密着するため、最初の方は寝苦しさを感じるかもしれません。
また封筒型に比べると値段は少し高めかと感じられます。
快適温度と使用場所からの寝袋(シュラフ)選び方のポイント
寝袋を選ぶ際の一番のポイントは、使用する場所や季節を想定しながら選ぶことです。
寝袋には、メーカーにより表記が異なりますが、快適に睡眠できる温度範囲の「快適温度」や、使用時の限界温度の「下限温度」の表記があります。
使用する環境に合わせた快適温度や下限温度になるように選ぶことをおすすめします。
これらの温度を見誤ってしまうと、恐ろしい夜になってしまうでしょう(笑)。
予算に余裕がある方は、快適温度や下限温度の性能が良いものを選ぶことをおすすめします。
そうでない方も、購入の際は、これらの温度をしっかりと確認して寝袋を購入してくださいね。
そうすれば夜に凍えることもありませんし、心地よい朝を迎えることができ、快適なキャンプライフになるはずです。
3.寝袋(シュラフ)のおすすめ10選
目的別におすすめの寝袋を紹介していきます。
それぞれの使用する場所や季節を想定して、快適温度や下限温度を見ながら自分に合う寝袋を見つけてくださいね。
●ファミリーキャンプにおすすめの寝袋(シュラフ)
まずはファミリーキャンプにおすすめの寝袋を紹介いたします。
ファミリーキャンプに適した寝袋は、ゆったりとしたサイズである、掛け・敷き毛布としても使用できるといった点がポイントとなります。
①コールマン コージーⅡ/C10
大人でもゆったり寝れる快適サイズ幅84cmで、連結させればファミリーでも使用できます。
快適温度10℃以上、使用下限温度5℃とサマーシーズン向け。
新機能の菌繁殖を防ぐ抗菌加工が施され、いつもで清潔で安全。
●快適温度:10℃以上、使用下限温度5℃
●使用時サイズ:約84×190cm
●収納時サイズ:約φ23×40cm
●重量:約1.6kg
●材質:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
●付属品:EZキャリーケース
②コールマン ファミリー2in1/C5
使用時の幅が168cmと大きく、大人2人と小さな子供1人のファミリーで使用でき、連結してさらに大きくすることもできます。
みんなが暖かく寝られる起毛仕上げを採用。
(起毛とは布の表面の毛羽を出す処理のことで、保温性が高くなることがメリットです。)
家庭用の洗濯機で丸洗いができるため、手洗いせずにクリーニングも簡単。
大人と一緒に寝る際、子どもを暖かく保つサーマルスプリットカラー採用
●快適温度:5℃以上、使用下限温度0℃
●使用時サイズ:約168×190cm/約84×190cm(分割時)
●収納時サイズ:約ø35× 42cm
●総重量:約3.7kg
●材質:表地/ポリエステル(起毛仕上げ) 、裏地/ポリエステル(起毛仕上げ)、中綿/ポリエステル
●付属品:EZ キャリーケース
③ロゴス 2in1・Wサイズ丸洗い寝袋
お子様との添い寝にぴったりのサイズで、分割して2つの寝袋として使用することができ利便性に優れています。
大型洗濯機で丸洗いができ、清潔に保管することができます。
平野部では春から秋まで3シーズン使用できる寝袋です。
●適性温度目安:2℃まで
●適合胸囲:約96cmまで(1pcs)
●収納時サイズ:約26×26×39cm×2pcs
●総重量:約1.5kg×2pcs
●材質:表素材/モイスポリ 、肌面素材/モイスポリ、中綿/ダイナチューブファイバー
④KingCamp(キングキャンプ) KS2003 400XLサイズ
展開時のサイズは230(フード含む)×92cmと非常にゆったりとしたサイズが特徴の寝袋です。
ファスナーを全て開けた場合は230×184cmと大きく、掛け・敷き毛布としても大活躍。
快適温度は−1℃で晩夏から初冬までの使用に適しています。
2021年2月7日現在、KingCamp(キングキャンプ)の公式サイトでは通常価格7,800円のところ26%OFFの5,800円で購入することができます。
また、購入時に「JCBYR5YGP7QA」のクーポンコードを入力することで、さらに10%引きのキャンペーンも行っています!
会員登録で500円引きのクーポンも入手することができるので、非常にお得にギアをゲットすることができます。
期間限定で非常にお得に購入することができるため、購入を検討中の方はなるべく早く購入することをおすすめいたします。
購入ページは下記の公式サイトのリンクをご覧ください↓↓↓
https://kingcamp.axia-shop.com/
KingCamp(キングキャンプ) KS2003 400XLサイズに関しての詳しいレビュー記事は下記のリンクをご覧ください↓↓↓
●快適温度目安:-1℃
●収納時サイズ:約22×22×48cm
●総重量:約2.3kg
●材質:表素材/210Tダイヤモンド撥水生地、中綿/ホローファイバー
ソロキャンプにおすすめの寝袋(シュラフ)
ソロキャンプにおすすめの寝袋(シュラフ)を選ぶポイントは1人に適したサイズと収納性・携帯性です。
⑤スノーピーク セパレートシュラフ オフトンワイドLX
「日本の布団のような寝袋」をコンセプト。
日本のお布団「掛け・敷き」をイメージし、暑い季節にはセパレートさせ通気性をよくし、寒い季節には体を包み込んでくれるような設計となっています。
とてもシンプルで使いやすい寝袋です。
●快適温度:8℃、下限温度:3℃
●サイズ:105×210cm(敷)、110×200cm(掛)
●収納時サイズ:φ34×56cm
●総重量:3,600g
●材質:表地/40Dナイロンリップストップ 、裏地/TCコットン、中綿/アモノフォロファイバー
●セット内容:本体、収納ケース、収納ベルト×2
⑥コールマン コルネットストレッチⅡ/LO(カーキ)
抜群のストレッチ性で心地よいフィット感を実現した寝袋。
手足を寝袋から出すことができ、着たまま動くことができます。
●快適温度:5℃以上、使用下限温度0℃
●使用時サイズ:約55~82×205cm
●収納時サイズ:約ø34×20cm
●重量:約1.3kg
●材質:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
●付属品:収納ケース
⑦モンベル アルパイン ダウンハガー800 #5
モンベル独自のスパイラルストレッチシステムを採用した伸びる寝袋。
超軽量コンパクトで、高い保温性。
バックパックに納められる小型な寝袋で夏の縦走や夏のキャンプで大活躍。
●快適温度:9℃、使用可能温度4℃
●使用時サイズ:身長183cmまで対応
●収納時サイズ:約ø12×24cm(2.4L)
●重量:419g(439g) ※ ( )内はスタッフバッグを含む総重量
●材質:生地/10デニール・バリスティックエアライト®︎ナイトン、裏生地/10デニール・バリスティックエアライト®︎ナイトン[帯電防止加工]
登山におすすめの寝袋(シュラフ)
登山におすすめの寝袋(シュラフ)の選ぶポイントは軽量・携帯性です。
⑧モンベル ダウンハガー800 #2
高品質な800FP EXダウンと、撥水加工を施した超軽量シェル素材を採用した軽量寝袋。
ダウンの片寄りを防ぐための隔壁を廃した、「スパイダーバッフルシステム」を搭載。
冬季登はんや縦走など、積雪期の登山でも使用可能モデル。
優れた保温性を発揮する「EXダウン」を採用。
●快適温度:0℃、使用可能温度-5℃
●使用時サイズ:身長183cmまで対応
●収納時サイズ:約ø15×30cm(4.7L)
●重量:677g(703g) ※ ( )内はスタッフバッグを含む総重量
●材質:生地/10デニール・バリスティックエアライト®︎ナイトン・タフタ[ポルカテックス®加工]、中綿/800FP EXダウン
⑨ナンガ オーロラライト450DX
合理的構造で軽量化を図り3シーズン対応モデル。
シンプルで重量を抑えられる縫製方法のシングルキルト構造を採用し、軽量かつ小型を実現。
ダウンの保温性を活かす効率的なの方法のボックスキルト構造を採用。
YKKファスナーを採用しファスナーの噛み込みを防いでくれます。
●快適温度:0℃、下限温度-5℃
●使用時サイズ:210×80cm
●収納時サイズ:約ø14×30cm
●ダウン量:450g
●総重量:約865g
●材質:表地/15dh オーロラテックス、裏地/15dh リップストップナイロン
●内部構造:上面/ボックスキルト構造、下面/シングルキルト構造ト
冬におすすめな寝袋(シュラフ)
冬におすすめの寝袋(シュラフ)を選ぶポイントは使用温度帯と形状です。
寒い環境で使用する場合は温度が逃げにくいマミー型の寝袋(シュラフ)がおすすめです。
⑩スノーピーク バクー550
外部からの水の進入を防ぎ、内部の発散上記を排出するハイブリッドシュラフ。
防水浸透ハイブリッド素材が結露からダウンを守ってくれます。
ダウンのドライ感を保ち、寝心地向上を図っています。
●快適温度:-1℃、下限温度-7℃、極限温度-25℃
●使用時サイズ:210×85cm(身長180cm程度まで)
●収納時サイズ:約ø210×340cm
●総重量:1120g(本体のみ)
●材質:表生地/20Dナイロンリップストップ防水浸透PU、20Dナイロンリップストップ、裏生地/20Dナイロンタフタ、中綿/ダックダウン550g(ダウン90%・フェザー10%/800FP)
⑪イスカ アルファライト 1300EX
厳冬期の3000m級の山岳縦走にも適したコンパクトな化繊モデル。
ダウンと比べて、濡れや湿気に強く、積雪期のキャンプにも最適。
中に入れるダウン量をエリアごとに最適化して、軽量性と保温効率を高める。
撥水性能で結露や外部からの濡れを防ぎます。
●快適温度:0℃、下限温度-5℃
●使用時サイズ:211×84cm
●収納時サイズ:約ø28×46cm
●中わた:1300g
●総重量:1960g
●材質:表地/ポリエステル100%、裏地/ポリエステル100%
4.まとめ
ここまで寝袋(シュラフ)の選び方とおすすめをご紹介してきました。
寝袋は大切な睡眠を確保し、快適なアウトドアライフを保証してくれるギアの一つです。
決して安い買い物ではありませんが、使用目的や季節を考えて、それぞれにあった寝袋を選ぶようにしてくださいね。