【徒歩キャンパー必見】折り畳みキャンプマット|コンパクトで寝心地が良いランキング

徒歩キャンパーがバックパックの後ろに、折りたたんだマットをくくりつけているようすを見たことがある方もいらっしゃると思います。
あのマットは、本当に寝心地がいいのかな?なんて思ったことはありませんか。
私は登山の時に使いますが、こういう折りたたみマットはとても便利なんですよ。
折りたたみキャンプマットは、軽量でコンパクトに携行でき、徒歩キャンパーやツーリングキャンパーにとっても心強い味方です。
この記事では、折りたたみキャンプマットの魅力、タイプ別のおすすめマット、軽量折りたたみキャンプマットのランキングについて紹介します。
快適なキャンプや登山のために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

折りたたみキャンプマットの魅力

折りたたみキャンプマットにはいろいろな魅力があるので、多くのキャンパーから選ばれています。
その理由は次のようなものです。

軽量コンパクト

折りたたみキャンプマットは、形状がシンプルで軽量なのがなによりの魅力です。
主なブランドの折りたたみキャンプマット、シングルサイズの重量とサイズをまとめてみましたが、以下のとおりになりました。

ブランド名重量サイズ
(長さ×幅×厚み)
収納時
(長さ×幅×厚み)
Mozambique(モザンビーク)500g183×56×2cm56×13×12cm
CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ)270g182×56×2cm56×13×12.5cm
THERMAREST (サーマレスト)410g183×51×2cm51×15×13cm
WAQ (ワック)480g182×57×1.8cm57×15×12cm

ご覧になっていただくとわかるように、最大でもペットボトル1本分の500gと軽量です。
サイズ的にも使用時はすべてのマットが全長180cm以上ありますので、標準体型の方ならゆったりと使えます。それでも収納時にはコンパクトにたためて携行できる、すぐれものなんです。

設営がかんたん

広げるだけで設営が完了し、撤収時はパタパタとたたむだけなので非常にかんたんです。
ふだん私は登山で使うことが多いのですが、山で休める場所は、キャンプ場と違って平らに整備された所なんてほとんどありません。
だから、いい場所を見かけたらすぐに休める場所をつくるのも、山登りのコツでもあります。過酷な環境下でもすぐに取り出して休むことができる、折りたたみキャンプマットはとてもありがたい存在なのです。

扱いがらく

扱いがらくなのも大きなメリットです。
耐久性があり、汚れてもふくだけですぐに落とすことができます。もちろん、傷がつきにくい特徴もあります。
また、エアーマットのように破れたら使えなくなってしまうようなことがないのも、うれしいポイントですね。

コスパがよい

一般的な折りたたみマットは、だいたい1,000〜5,000円くらいで購入できます。その上で、5,000円以上の高額な製品は、マットの形状の凸凹の配列に工夫がされていたり、2cm以上の厚みを持っていたりして、より地面からの影響を受けにくい構造になっています。

寝心地においては最強といわれるインフレーターマットのお値段は、たいてい7,000〜15,000円くらいしますが、それから考えると折りたたみマットの価格は控えめです。
また、インフレーターマットは設営時や撤収時にはマットの吸排気をおこなわないといけませんし、重量も2〜3kgぐらいで徒歩キャンプでは厳しいものがあります。
傷つけて穴でも開いてしまえば、空気が入らなくなって快適な寝心地はなくなってしまうでしょう。
マットを使うための準備と傷つけて壊してしまう心配などが一切なく、キャンプのスタイルによってはそれだけで十分対応できると考えたら、折りたたみキャンプマットはかなりコスパがよいマットといえるのではないでしょうか。

寝返りが打ちやすい

柔らかく身体が沈むマットは、寝返りが打ちにくいものです。
その点、折りたたみキャンプマットは空気を入れて使うような製品ではありませんので、適度なクッション性能を持っているため、寝返りが打ちやすい構造となっています。

折りたたみキャンプマットの弱点

コンパクトにたためるといっても、最低限のサイズにしかたためません。
収納時のサイズは、メーカーやブランドによって若干変わってきますので、詳しくはホームページなどを確認してみてくださいね。
また、お手軽な激安マットは厚みに難があり、季節や場所によっては地面からの影響を受けやすいため、それ単体でメイン使いするには性能的に心もとないものもあるでしょう。
機能面や環境も十分考慮して、メインで使うか補助的に使うかを、判断してください。

タイプ別おすすめ折りたたみキャンプマット7選

折りたたみキャンプマットにもいろいろなタイプがあるので、それぞれのキャンプシーンで上手に使いたいものですね。
タイプ別に詳しく紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

1.ダイソーの激安キャンプマット

出典:ダイソーネットストア

「ダイソー」は100円ショップでありながら、コスパのいいキャンプ用品を扱っています。
現在(2023年11月)ダイソーで取り扱っているキャンプマットは「折りたためるアルミマット」500円(税抜き)です。
0.5cmという厚みは、寝心地という点では心もとなく、メインで使うのはちょっと心配ですが、アルミ蒸着マットなため断熱性があり、冬場などにメインマットの下に敷くサブマットとしてはコスパのよい便利なマットでしょう。

  • サイズ:185×100×0.5cm

2.厚手の折りたたみキャンプマット

出典:amazon

折りたたみキャンプマットは2cmが一般的な厚みですが、2.5cmと3cmと少し厚手のマットは、寝心地と断熱性・保温性にすぐれているので、より快適な睡眠を取りたいキャンパーさんにはおすすめします。
厚み2.5cmの折りたたみキャンプマットのおすすめは、中国の日用品メーカー「LEEPWEI」製のキャンプマットです。
材質はアルミニウム、ポリエチレン、裏面素材はIXPEと、断熱・保温力にすぐれています。
六角形の凸凹デザインで柔軟性とクッション性があり、寝心地がよいとの声があがっていますね。

  • サイズ:192×61×2.5cm
  • 収納時:61×16×14cm
  • 重量:580g
  • 付属品:収納袋、ゴムバンド

 

出典:amazon

折りたたみマットとしては最大厚ともなる3cmのマットは「User(ユーザー)」のキャンプマットです。
材質はアルミニウム、ポリエチレン、アルミPEフィルムで断熱性にすぐれています。
他にはない3cmの厚みが、地面の凹凸からの影響をほとんど受けることなく、快適な寝心地をもたらしてくれます。
特に、固めのマットがお好みな方や、腰痛のある方にも人気です。
ただし、他のマットに比べて畳んだときもかなりの厚みがあり、収納サイズも大きくなってしまうため、徒歩キャンプでは、ちょっとかさばってしまいそうですね。

  • サイズ:180×60×3cm
  • 収納時:60×20×19.5cm
  • 重量:710g
  • 付属品:ラバーバンド

3.コスパ最強ニトリのキャンプマット

出典:ニトリ公式通販

お値段以上のクオリティとコスパのよさ、そしてキャンプ用品もおしゃれな製品を数多く取り扱っているのが、全国チェーンで展開する生活用品店「ニトリ」です。
ニトリの公式サイトでは、現在「CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)」3,990円(税込み)が取り扱われています。
しかし、CAPTAIN STAGの折りたたみマットは、amazonでは税込み2,236円(2023年11月現在)で買える状況にありますので、ニトリの公式通販サイトで買うのはあまりおすすめしません。
ニトリの公式サイトでは、以前は1,790円のコスパ最強のキャンプマットを売っていたため、今でもそれを求めてネットで検索する人も多いようですが、残念ながら現在(2023年11月)は終売になっています。ニトリ製コスパ最強マットの再販を、今後は期待したいですね。

  • サイズ:182×56×2cm
  • 収納時:56×13×12.5cm
  • 重量:270g
  • 付属品:ゴムバンド
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
¥2,200 (2024/11/24 09:17:25時点 Amazon調べ-詳細)

4.幅が広くて寝心地がいい折りたたみキャンプマット

出典:amazon

幅が広くて寝心地がいい折りたたみキャンプマットのおすすめは、「Mozambique(モザンビーク)」のキャンプマットダブルサイズです。
「美の模範」をコンセプトに「かっこいい商品がいい商品」を掲げているモザンビークですが、たしかに、かっこよくて雰囲気のある商品ですね。
耐久性があり数年間は問題なく使えるほど丈夫で、素材はXPEフォームを使用、断熱性に大変すぐれていて、肌触りにも考慮されています。
このマットの大きな特徴として、二つ折りにしてシングルとしても使うことができるため、夏キャン、冬キャンどちらでも活躍してくれそうです。

  • サイズ:198×120×1.8cm
  • 収納時:60×33×12cm
  • 重量:1.14kg
  • 付属品:収納袋

5.コンパクトさが売りの折りたたみキャンプマット

出典:amazon

コンパクトさでいうと、やはり幅が55cm以下で重量が軽いマットをおすすめします。
「VASTLAND(ヴァストランド)」の折りたたみキャンプマットは、この条件を満たしていますね。
材質はIXPE、アルミニウムで断熱性にすぐれて、アルミ加工面とウレタンパッド面を使いわけることによって、暖かい季節から寒い季節まで快適にすごすことができます。
凹凸の間隔を従来品より2倍に広げることにより、柔らかく快適な寝心地が得られるように改良されています。
重量も390gと軽量で携行できるので、ソロキャンプや登山で使ってみたい商品です。

  • サイズ:176×52×2cm
  • 収納時:52×14.5×14cm
  • 重量:390g
  • 付属品:収納袋、ゴムバンド

6.登山のお供にモンベルのキャンプマット

出典:mont-bellオンラインショップ

登山に持っていきたい折りたたみキャンプマットは、「mont-bel(モンベル)フォームパッド180」です。
素材はポリエチレンフォームで、耐久性、断熱性にすぐれ地面からの影響を軽減され、クッション性にも富んでいますので厚みの割には寝心地がよいのが特徴です。
モンベルは登山業界の「ユニクロ」といわれるくらい、比較的安価で機能的な商品が多いですね。
もちろん、安価といっても高性能な製品のためそこそこのお値段はしますが、品ぞろえも多く欲しいものが見つかりやすいですし、このマットのようにきれいなカラーも多いので私も好きでよく利用します。
私自身は、登山者が必ずそろえる重要な道具であるレインウェアと登山靴は、ずっとモンベルの製品を使わせてもらっていますが、買ってから7年目に入ってもなんの問題もありません。
登山に必要な道具がひととおりそろっていて、安心して使えるのがモンベルの魅力ですね。
このマットは、「道具は軽量が基本」の登山ではうれしい420g(スタッフバッグ含む)で、携行性にもすぐれています。
折りたたみ時にはくぼみと突起が重なり合う構造で、コンパクトに収納できる仕組みになっています。
モンベルの折りたたみキャンプマットなら、安心して使えるので登山のおともにおすすめです。

  • サイズ:181×51×1.6cm
  • 収納時:51×15×11cm
  • 重量:420g(スタッフバッグ含む)
  • 付属品:スタッフバッグ

7.ヒロシさんも愛用折りたたみキャンプマット

出典:amazon

「ヒロシのぼっちキャンプ」で有名な芸人ヒロシさんが愛用している、折りたたみキャンプマットを紹介します。
ヒロシさんの愛用折りたたみキャンプマットは、米国のアウトドアブランド「THERMAREST (サーマレスト)」の「Zライト ソル」です。
サーマレストは、「アウトドアで最高の眠りを提供する」をコンセプトに掲げていて、品質、機能性にはこだわりを持っています。
マットの形状は凹凸の配列が特殊で上質な寝心地を、アルミ蒸着で3シーズン使えるモデルになっています。
「ヒロシのぼっちキャンプ」はBS-TBSで放送されている人気番組ですが、あなたは観たことがありますか。
ヒロシさんが自分だけのために、飾らず自由にキャンプを楽しんでいる様子を撮影しています。
ヒロシさんがピコグリルで焚火をし、オイルランタンに火を灯すなど、ヒロシさんが好きなキャンプの世界が伝わってくる番組なので、キャンパーさんにはおすすめの番組ですよ。
さっそうと、キャンプマットをテントの中に敷いているヒロシさんの姿が浮かびますね。
ヒロシさん愛用の機能的な折りたたみキャンプマットで、自分だけの自由なキャンプを楽しんでみませんか。

  • サイズ:183×51×2cm
  • 収納時:51×15×13cm
  • 重量:410g

【徒歩キャンパーにおすすめ】折りたたみキャンプマットランキング

ここでは、徒歩キャンパーが特に注目したい、折りたたみキャンプマット最大のメリットでもある、軽量コンパクトという特徴に特化したランキングを紹介します。
軽量な折りたたみマットの中で、自分のキャンプスタイルに合うマットが見つかるといいですね。
それでは、重量の軽い順に紹介します。

第1位:CAPTAIN STAG|シルバーキャンピングジャバラマット S

出典:amazon

銀マットと呼ばれている「CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)」の折りたたみキャンプマットは200gと非常に軽量です。
徒歩キャンパーは少しでも荷物を軽くしたいので200gは魅力的ですし、コスト面でも安価でお求めやすいお値段です。
0.8cmの銀マットって大丈夫?と思われるかもしれませんが、銀マットにもいろんなメーカーがあって、ちゃんとした性能のものを選べば問題ありません。銀マットは断熱性にすぐれているので、シュラフやエアーマットなどとの組み合わせで、冬キャンでも十分に役立ってくれますよ。
このマットもクッション性はあまり期待できないかもしれませんが、老舗ブランドの定番の銀マットとして、メインマットの下に敷いて地熱の影響をシャットアウトする用途としては、非常におすすめできる折りたたみキャンプマットです。

  • サイズ:200×80×0.8cm
  • 収納時:80×32×5cm
  • 重量:200g
  • 付属品:バンド

第2位:CAPTAIN STAG| キャンプマット EVAシングル

出典:amazon

第2位は、キャンプ用品としてはすでに殿堂入りした感もあるほど有名な「CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)」のクローズドセルマットです。
コンパクトで登山にも使える機能性があり、素材のウレタンフォームにほどこされたEVA加工により、弾力があって柔らかく耐久性にすぐれ、劣化しにくい特徴があります。
表面の波型加工で凸部分に暖かい空気がたまる仕組みで、保温性にすぐれていますので、アルミ蒸着加工はありませんが暖かく使えます。
重量も270gとかなり軽量ですが、厚みが2cmありますので寝心地にも期待が高まりますね。
収納時の大きさもコンパクトで、こちらもありがたいところです。

  • サイズ:182×56×2cm
  • 収納時:56×13×12.5cm
  • 重量:270g
  • 付属品:ゴムバンド
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
¥2,200 (2024/11/24 09:17:28時点 Amazon調べ-詳細)

第3位:BUNDOK|フォールディング マット 10mm厚

出典:amazon

第3位には、中国ブランド「BUNDOK」の折りたたみマットを選出しました。
こちらの折りたたみマットはお値段もお手頃で、1cmと薄手のわりには作りがしっかりしてクッション性もよく、寝心地がよいと評判です。
軽発泡ポリエチレンは耐久性にもすぐれていますので、折り曲げてついた跡もすぐにもとに戻ります。
シュラフがすべらず快適、河原サイトでも問題なく使えたなどの声もあがっていて、軽くてコスパがよく、寝心地がよいとなれば試してみたいキャンプマットです。

  • サイズ:180×60×1cm
  • 収納時:60×15×13cm
  • 重量:315g

第4位:Soomloom|IXPEキャンプマット

出典:amazon

第4位の「Soomloom」折りたたみキャンプマットは、素材がアルミニウム、ポリエチレンで断熱性、耐久性にすぐれたマットです。
高密度の凸凹設計で寝心地も大変よいと高評価ですが、マット自体はやや固めなため、腰痛に悩んでいる方には特におすすめできます。
重量410gと軽量で、コンパクトに携行できる上、地面からの影響を受けにくく快適な寝心地が得られるこのマットは、徒歩キャンパーや登山者には特にうれしい折りたたみキャンプマットですね。

  • サイズ:183×55×1.8cm
  • 収納時:55×13×12cm
  • 重量:410g
  • 付属品:ゴムバンド

第5位:WAQ|キャンプマット1人用

出典:amazon

第5位は、「アウトドアを通じて人生にワクワクを。」がコンセプトの「WQA(ワック)」の折りたたみキャンプマットです。
表面にアルミ加工がされているので断熱性にすぐれ、素材のXPEフォームは耐久性も高いため柔らかく寝心地がよいのが特徴です。
また、1年間のメーカー保証がついていて、耐久性にはメーカー側の自信がうかがえますね。
冬キャンでも十分使えるとの声も多くあがっていますので、軽量で機能的なWQAの折りたたみキャンプマットを私も登山や冬キャンプでぜひ試してみたいです。

  • サイズ:182×57×1.8cm
  • 収納時:57×15×12cm
  • 重量:480g
  • 付属品:ゴムバンド

徒歩キャンパーは折りたたみキャンプマットを使いこなそう

徒歩キャンパーやソロ登山者にとって、荷物をいかに軽くするかが重要です。
バックパックの荷物が重たいと、キャンプ場や目的地に着くまでに体力を消耗してしまって、せっかくのキャンプや登山が楽しめなくなってしまいますよね。
そのため、折りたたみキャンプマットは、少しでも軽くて寝心地のよいものを選びたいものです。
登山で頑張って山を登って、休めそうな場所を探してさっと折りたたみキャンプマットを広げ、腰を下ろした時のホッと癒される感じがまたいいんです。
折りたたみキャンプマットのほかに、エアーマットやシェラフを組み合わせて上手にコーディネートをしてみてください。
折りたたみキャンプマットといっても機能も種類もさまざまですので、ご自身のキャンプスタイルにあったマットを使いこなし、キャンプや登山を楽しみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

人、お店、イベントの取材を得意とするライター。

趣味はトレッキングとにほんみつばちの養蜂。
波の音を聞きながらコーヒーを淹れたり、星空を見に雪山に登ったり、
癒される野遊びが好き。

思い出のシーンに役立つアウトドア情報をお伝えします。

目次