キャンプ上級者になるほど、テントサイトの整理整頓が上手なものです。
テントサイトが小物などで散乱せず、スッキリと整理整頓されていれば、見た目がスマートでおしゃれになるだけでなく、使い勝手のよい機能的なキャンプサイトになります。
そんなおしゃれで機能的なキャンプの強い味方となってくれるのが、マルチラックというキャンプギアです。
今回は、おすすめのマルチラック【アウトリア製アイアンラック】に焦点をあて、実際にキャンプで使ってみたレビューをご紹介するとともに、マルチラックの魅力について徹底解説します。
おしゃれなテントサイトをつくりたい!と思っている方は、ぜひご参考にしてください。
キャンプに1つ!マルチラックのマルチな実力
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マルチラックは、小物類をスッキリと整理し、テントサイトをおしゃれにまとめてくれるスグレモノです。
ここでは、マルチラックの魅力を考えてみましょう。
マルチラックとは
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一般にマルチラックといった場合、家庭や職場などで書類や小物を整理して置いておく、オープンタイプの棚のことを指しています。
キャンプ用のマルチラックは、おもに2~3段の飾り棚のようなものを指しており、上図のような木製伸縮式マルチラックや、積み重ね式の金属ラックなどさまざまな形状の製品が各キャンプメーカーから販売されています。
なお、最近ではそうしたキャンプ専用に用意された製品だけでなく、家庭用やガーデン用に販売されているマルチラックをキャンプ用に流用して、思い思いのスタイルで楽しんでいる人も多いようです。
荷物置きとして使える
マルチラックの第一の使い方は、荷物置きで利用する方法です。
画像のようにクーラーボックスの台座として利用したり、コンテナボックスの台座として利用したりすれば、荷物を直接地面に置くことを避けられますので、雨天のキャンプの場合でも荷物が汚れずに安心です。
テーブルとして使える
もう1つの使い方は、テーブルとして利用する方法です。
積み重ねタイプのマルチラックであれば、1つだけ利用してちょっとしたテーブルとして利用することができますし、木製三段ラックのようなものは、スタンディングキッチンのサイドテーブルとして利用するのもよいでしょう。
アウトリア製アイアンラックがキャンプに便利
では、実際に【アウトリア製アイアンラック】を例にとって、キャンプ場での使い勝手を検証してみましょう。
その前にこの章では、【アウトリア製アイアンラック】がどのような製品であるのか、その概要をご紹介しておきます。
アイアンラック概要
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- サイズ(幅×奥行き×高さ):60×30×24cm
- 重量:2.3kg
- 素材:鉄
- カラー:ブラック
- 耐荷重:25kg
- 付属品:本体のみ
- 備考:防錆加工
単体でも重ねても使える荷物置きに
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【アウトリア製アイアンラック】は、脚を立てるだけで簡単に設置が完了できるラックです。
単体でテーブルとして利用することはもちろん、単体もしくは積み重ねて荷物置きとして利用することもできます。
焚き火脇でも安心の頑丈なテーブルとして
【アウトリア製アイアンラック】は、鉄製のかなり丈夫なマルチラックです。
そのため、焚き火脇で利用しても熱で歪んでしまうことなどありません。もちろん、焚き火から落とした鍋やケトルを直接置いたとしても、天板が焦げたり歪んだりする心配は全くありませんので、かなりハードな焚き火テーブルとして利用できるのは大きな魅力です。
アウトリア製アイアンラックレビュー
それでは、実際にキャンプで【アウトリア製アイアンラック】を使用してみたレビューをご紹介します。
アイアンラックの外観
まずは、【アウトリア製アイアンラック】の外観をチェックしてみましょう。
全体の印象はとてもシンプルなものです。
脚は細い金属製ですが、中空パイプなどではなそうですので、持った感じも含めてかなり安心感があります。
ただ、接地面積はかなり小さいため、砂地などのキャンプ場ではめり込んでしまうかもしれませんね。
フレームなど細部を見てみても、造形のあまさやバリなども見受けられず、お子さんが触ったとしても怪我をする心配はなさそうです。
また、表面仕上げもマットなブラックで、落ち着いた印象を与えてくれます。
耐荷重の実験
カタログデータによる耐荷重は25kgということでしたが、触った感じもかなり頑丈な印象がありました。
今回の検証では、Jackeryのポータブル電源1000(重量10.6kg)をのせてみましたが、びくともしません。
正直こうした使用方法は推奨されませんが、キャンプ用の椅子に座った状態で、オットマンのように足を放り出してのせてみました。
ちなみに筆者の体重は約85kgで、足だけでもそれなりの重量が【アウトリア製アイアンラック】にのしかかっていると思いますが、多少身体を揺すってみたぐらいではまったくぐらつく様子すらありません。
一般的な使用をするだけでは、ほぼ耐荷重を気にする必要はなさそうですね。
焚き火テーブルとして使ってみる
次は、テーブルとして利用してみましょう。
一般的なキャンプ用チェアの脇に置いてみると、メインテーブルとして調理などに利用する場合には、少し前かがみにならなければならなそうです。
しかし、焚き火テーブルとして利用するにはちょうどいい感じの高さではないでしょうか。
こちらが実際に焚き火脇で利用してみた様子です。
熱に対する耐性は十分すぎるほどありますし、高さもちょうどいい感じですね。
さすがに焚き火の上に直接渡して、ゴトク代わりに利用するのはためらわれます(おそらく本体は無事でも、塗装が溶けてしまうかもしれません)が、火からおろした鍋やケトルを直接置くだけであれば、まったく問題はありません。
今回の検証では試しませんでしたが、その頑丈さをあわせて考えてみても、材料を満載した12インチクラスの鋳鉄製ダッチオーブンの置き場としても十分利用できそうです。
アウトリア製アイアンラックの総評
【アウトリア製アイアンラック】を実際にキャンプで使用してみましたが、総じて「気軽に使いやすいラック」という印象を受けました。
今回は1つしか持っていなかったため、主にはテーブルとしての利用が多かったのですが、複雑な組立方式になっていないため、かえって一度組み立ててしまうと移動なども楽におこなえる点が好印象です。
特に、天板も含めて剛性が十分に確保されているため、多少荷物をのせた状態でも【アウトリア製アイアンラック】の両端を持ってまとめて移動できるのは非常に便利でした。
ただし、シンプルで丈夫な構造な分、組み立て方は簡単ではありますがそれなりの力を必要とします。
折りたたまれた脚を開き、中央部をフックの部分まで引っ張って固定するだけなのですが、上図のようにスマホを構えながら片手で引っ張るのは男性の筆者でもできませんでした。
しっかりと両手を添えてかなりの力で引っ張る必要がありますので、お子さんはもとより一般的な女性ではかなり苦労するのではないでしょうか。
それでも、一度組み立てしまえば取り回しも非常に楽チンで、今後は焚き火用のサイドテーブルや雨の日の荷物置きとして利用したいなと思わせてくれました。
それだけでなく、タープを張らないソロテントのみでのキャンプのときなどは、メインテーブルとして利用するのもよいなと思わせてくれる、非常にすぐれた名脇役といった印象のマルチラック、それが【アウトリア製アイアンラック】に感じた印象です。
まとめ~頑丈で熱にも強いアイアンラックはキャンプの強い味方
テントサイトをスッキリと整理し、おしゃれで機能的なサイトをつくる手助けとなるマルチラックの魅力を解説しました。
マルチラックは、なくてはいけないというキャンプ道具ではありませんが、1つ持っておくと確実にキャンプをスマートに楽しむことのできる道具です。
今回は、鉄製の丈夫なマルチラックである【アウトリア製アイアンラック】のレビューもあわせてご紹介しましたので、どうぞ参考にしていただき次のキャンプの参考にしてください。
【アウトリアのギアアイテム レビュー記事はこちらから▽】