こんにちは、本日は北海道伊達市の鍛冶屋が手がけるガレージブランド「ココペリアイアン」さんの焚き火台と囲炉裏トライポッドを紹介します。
焚き火も囲炉裏も大好きな著者には堪らないギアでした。
鬼滅の刃に出てきた「鱗滝さんの鍋」を真似て、囲炉裏を囲みながら日本酒を楽しむ、新しい秋冬キャンプを楽しんでみました!
焚き火もいいけど囲炉裏もいいよね
ここ最近はすっかり焚き火ブームですね。
焚き火台も次から次へと新種が誕生しています。
この記事を読んでいる皆さんも、きっと焚き火が大好きなのだと思います!
でも皆さん、
焚き火もいいけど、囲炉裏も憧れませんか!?
囲炉裏も焚き火も似たようなものではあるんですが、
焚き火は屋外、囲炉裏は室内、という大前提のほかに、
囲炉裏の持つ和風イメージがいちばんの魅力ではないでしょうか?
時代劇はもちろん、「鬼滅の刃」など昔の日本を舞台とした漫画にも良く登場しています。
ワイルドなイメージの焚き火とはまた違った、質素ながらも趣のある雰囲気が魅力です。
著者ほど囲炉裏ファンじゃなくても、鬼滅の刃に出てきた「ウロコダキさんの鍋、なんかいいなあ」と思った方多いのではないでしょうか?
著者は、西洋風のワイルドな焚き火、純和風の囲炉裏もどっちも憧れを抱きながら生きてきまして、
焚き火はキャンプでそれなりに実現してきたのですが・・・・。
いっぽう囲炉裏の方はこれがなかなか難しくて
「囲炉裏のある家を作る」→ 「作るのお金かかるし、じっさいやったら絶対家の中が煙臭くなる」
「囲炉裏のある旅館に行きたいなあ」→「各部屋に囲炉裏ある旅館はレアだし。あったとしても薪じゃなく炭を燃やすスタイルなのでイメージとちょっと違う」
というわけで、「もののけ姫」とか「鬼滅の刃」に出てくるようなガチな囲炉裏ってなかなか体験できませんでした。
そこで登場した救世主が、本日紹介するココペリアイアンの囲炉裏ギアです!
囲炉裏ファンの夢を叶える自在鉤トライポッド
こちらが囲炉裏ギアです。
どうですかこの佇まい。
もちろんキャンプなので屋外にはなりますが、これまでのキャンプギアにない雰囲気が漂っています。
そして囲炉裏ファンであれば、一番目につくであろうポイントが
そう!!自在鉤!!(じざいかぎ)
ついに!ついにキャンプギアに自在鉤が登場しましたよお父さん!これは激アツですね!!
自在鉤とは、囲炉裏にで鍋などを吊るすための装置です。
高さを自由自在に調整できるのが特徴で、火からの距離をこのトロールして囲炉裏料理することができます。
時代劇とかでは下の写真のような、魚のデザインの自在鉤がよく登場しますね。
原理は下の図のような感じ。
伸縮する棒を横木で固定することができます。
先ほどの魚は横木というパーツになります。
ココペリアイアンの自在鉤は、本来の和の雰囲気を残しつつも、オールアイアンでいい具合にキャンプギアに昇華してますね。
もちろん鉄製で非常に頑丈なので、ダッチオーブンなどの重い鍋も余裕です。
もちろん、伸縮機構も動かし方に慣れが必要ですがしっかり働きます。
非公認ですが人がぶら下がっても大丈夫なほどの強度があります。
トライポッドの吊り下げ器具は一般的にはチェーンが多かったので、これはあらためて新鮮ですね。
トライポッドのパイプもただの丸棒ではなく、ずっしりしたアイアンの角棒に、デザイン性の高い”捻り”が特徴で、高級感あるディテールとなっています。
連結構造は3本の角棒を差し込むだけというシンプルなもので、持って移動するときはバラバラにならないよう注意が必要ですが、壊れる心配がなく強度は半永久と言えるくらい頑丈です。
角棒は連結式なので短く分割することができます。
脚の長さは158cmで、地面からの高さは148cm。
自在鉤のフックの高さは、地面から52cm〜73cmの間に調整が可能です。
ココペリアイアンの焚き火台に限らずいろいろな焚き火台、鍋に対応できそうです。
重さはズッシリの13.9kg。かなり重いので取り扱いは女性や子供は難しそうです。
雰囲気を高める「青海波」焚き火台
焚き火台は別売りで、こちらはいわゆるサンゾクマウンテンなどでもある鉄製焚き火台ですが、日本伝統の波模様「青海波(せいがいは)」のデザインが特徴で、囲炉裏の雰囲気によく似合います。
非常にしっかりした作りで、こちらも一生物のクオリティです。
とくに脚までしっかり作り込まれており、トライポッドにもあった捻り加工がここにも効いています。鍛冶屋さんのこだわりが感じられますね。足はもちろん外せます。
火床の高さが約18cmと比較的高いので、地面への熱ダメージは低めかと思います。
自在鉤がなくても鍋が置けるよう、五徳もセットになっています。
ごとくは蜘蛛の巣を模した、味のあるデザインになっています。
六角形の対角が約49cm、幅が約43cm。
2〜6人くらいで使うのにちょうどいい大きさです。
囲炉裏トライポッドで「鱗滝さんの鍋」を楽しんでみた
秋冬キャンプめしと言えば鍋!
鍋といえば囲炉裏!(異論は認めません!)
ということで囲炉裏トライポッドを使って、風情たっぷり鍋キャンを楽しんでみました。
参考にしたのは鬼滅の刃に出てきた鍋「鱗滝さんの鍋」
まあ、具材詳細はよくわからないけどキノコをいっぱい入れてそれっぽくしました。なかなか美味しそう!
ハリケーンランタンと相まって和洋折衷の新しいキャンプスタイルが生まれた感じ。
どうでしょう!炭治郎も泣いて喜びそうな祝い鍋の完成です。
自在鉤があることで、鍋の高さを自由に調整できるので、火力変化の激しいときは鍋を上にあげ、火の勢いが弱くなったら、鍋を下げることで上手に火力をコントロールできました。
鍋にはやっぱり日本酒でしょう!ってことで
丹次郎くんは飲めないけど、著者は大人なのでもちろん日本酒を用意しました。
やっぱり囲炉裏には日本酒ですよね。この風情がたまりません。
最高の冬キャンプ飯になりました。
また、今回は実行できませんでしたが囲炉裏といえば室内でやるものなので、テンティピのようなテント内で火が使えるテントや、陣幕などで火を囲んで楽しめば、もっと暖かく雰囲気もさらに高まるのではないかと思いました。
使ってみた感想。囲炉裏トライポッドはこんな方にオススメ
鍛冶屋さんが作っているだけに、とにかく頑丈でしっかりしているという印象です。
ちょっとやそっとではまず壊れない、というか錆びつかせない限り100年以上は持つでしょう。
ただ、その分どうしても重いので、ソロキャンプや女子キャンプではまずオススメできません。
グループキャンプなど人手や車の積載スペースに余裕が欲しいです。
一番オススメなのは、今回著者がやったように自在鉤をいかした鍋キャンプかと思います。
また、一般的なキャンプ用品の強度はるかに上回る耐久スペックなので、キャンプではなく自宅のガレージや庭、あるいは店舗で常設で使うのもアリかもしれません。
呼ばれたゲストはその雰囲気にきっと感動することでしょう。
囲炉裏トライポッドどこで買える?お値段は?
下記オンラインショップよりご注文いただけます。
囲炉裏トライポッド
https://kokoiron.thebase.in/青海波焚き火台
https://kokoiron.thebase.in/鍛冶屋さんが手がけるブランドで、鉄(アイアン)への造詣やこだわりが強いのが特徴です。
トライポッドや自在鉤の強度にも安心感があります。
また、丈夫さだけなく、焚き火台の脚などの捻りを入れる加工など、鉄製品の美しさへのこだわりも注目です。
ココペリというのはアメリカのネイティブインディアンの神で、豊作・子宝・幸運などをもたらすとされています。
著者としては今後アメリカンスタイルの焚き火ギア登場も楽しみです。
囲炉裏ピットの価格
- トライポッド 45000円(税込み)
- 自在鉤 45000円(税込み)
- 青海波焚き火台 73000円(税込み)
ということでなかなかのお値段。
ただ、そもそも自在鉤の相場はかなり高価です。
自宅に囲炉裏部屋を作ると相当のコストがかかるので、焚き火と囲炉裏どちらも好きな方には、選択肢としてありではないでしょうか。
コストダウンしたい方は、フルセットにせず、純正の青海波焚き火台の代わりに、お手持ちの焚き火台で代用する方法もいいかもしれません。
以上、ココペリアイアン囲炉裏トライポッドのご紹介でした。ご参考になれば幸いです。