冬のキャンプで必須となる暖房器具の一つ『石油ストーブ』は電源が不要で、照明や調理にも使える便利なアイテムです。
そこで今回は初心者の方でも分かりやすいように石油ストーブの選び方や使用する際の注意点と、オススメしたいモデルをご紹介していきます。
また最後には冬のキャンプにオススメしたい防寒対策アイテムもご紹介していきますので、冬キャンプに挑戦したいと思っている方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
石油ストーブとは?
石油ストーブは、石油を燃料として使用する暖房器具の一種で、石油を燃やして熱を発生させ、その熱で室内を暖める仕組みになっています。
一般的に、燃料は灯油を使用します。
屋内の温度を一定に保つことができるため、冬場の暖房に使用されることが多いです。近年のキャンプブームにより冬のアウトドアを楽しむ際のアイテムとして、アウトドア好きの人ならば1台は持っているといっても過言ではないアイテムとなっています。
石油ストーブの種類は色々あるの?
石油ストーブには「反射式」と「対流式」の2種類があります。
反射式
反射式の石油ストーブは、ストーブについている反射板がストーブの前方へ熱を反射して届けてくれるので、前方を集中的に温めてくれる仕様になっています。
また、反射板がついていることによりストーブの背面や側面に熱が伝わりにくく、対流式よりも壁際にセットできるのも特徴です。
本体に灯油のタンクをセットして使用する形なので、給油の際もタンクを取り出して給油するだけなので、家中どこに設置しても給油をラクに行えることも特徴の一つです。
対流式
対流式の石油ストーブは、熱を反射させる部品はついていないので、自然に周りをじんわりと温めてくれるタイプのストーブになります。外観も丸みを帯びているのが特徴で、反射式よりも少し可愛らしさやおしゃれ感を感じることができます。
大人数でも、ストーブの周りを囲んで暖をとることができ、現在ではさまざまな特徴・デザインのものがあるので自分好みのストーブを選ぶことができるのも魅力のひとつです。
「反射式」「対流式」それぞれ温め方に特徴がありますので、自分の目的にあったタイプを選むと良いでしょう。
冬キャンプでの石油ストーブの使用で初心者が注意すべきことは?
冬キャンプでの石油ストーブの使用で初心者の方が最も注意すべきことは「一酸化炭素中毒」です。
テント内の換気を十分に行わないと、最悪の場合死に至るケースもあるため細心の注意が必要です。
特に、石油ストーブを使用したまま寝る場合は換気に加えて、一酸化炭素警報機の使用をおすすめいたします。
石油ストーブはテント内を暖かく保ってくれる便利な道具ですが、使い方を間違うと大きな事故に繋がりかねない点に注意しておきましょう。
また、おすすめの一酸化炭素チェッカーをご紹介している記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
冬キャンプに適した石油ストーブの選び方
次に冬キャンプに適した石油ストーブ選びのポイントを紹介いたします。
石油ストーブの購入を考えている方は、購入後に後悔のないように事前にチェックしておきましょう。
持ち運びやすさで選ぶ
キャンプに石油ストーブを持っていく場合、本体のサイズや重量といった「持ち運びやすさ」が重要なポイントです。
キャンプ場によっては長距離の持ち運びが必要な場合もあります
車に積み込んだり、キャンプ場で持ち運ぶことを想定して購入することをおすすめいたします。
一方で、サイズが大きくなるにつれて暖房能力が高くなったり、連続使用時間が長くなるなどのメリットもあります。
ご自身がどのくらい石油ストーブを持ち運ぶシーンがあるのかを考慮に入れ、性能とのバランスをとりましょう。
連続燃焼時間で選ぶ
連続燃焼時間が長いと夕方から朝までストーブを使用し続けることができたり、灯油を追加するといった手間を省くことができます。
今回紹介する石油ストーブの連続燃焼時間はモデルによって9.7〜20時間の幅があります。
デイキャンプで使用したいのか、一晩中使用したいのかによって適切な連続使用時間も異なってくるため、ご自身の利用シーンを考えて購入しましょう。
輻射熱を有効利用できるかどうかで選ぶ
輻射熱とは遠赤外線の熱線によって伝わる熱のことです。
薪ストーブや太陽などで感じるポカポカした暖かさは輻射熱によるものです。
石油ストーブの中でも、アルパカストーブやパセコストーブのように燃焼部分が金属メッシュで覆われていると、輻射熱を効率よく発生・反射し、暖かさを感じやすいです。
輻射熱を有効利用できるか、購入前に石油ストーブの構造をチェックしておくことも重要なポイントとなります。
使用場所の広さで選ぶ
使用場所があまり広くない時にはコンパクトで小型の石油ストーブを、広い場所をあたためたい時には大きめサイズのストーブを使用するなど、使用場所の広さで選ぶということも必要です。
広くない場所に大きなストーブを設置すると、暑すぎてしまいますし、広い場所に小さなストーブを設置しても全くあたたかくならず、灯油だけが減っていく・・・そんなことにならないためにも使用場所とストーブのサイズはきちんと確認してから購入しましょう。
ほとんどのストーブに、使用場所の広さの目安が記載されているのでそちらも合わせて確認してみましょう。
着火方法で選ぶ
現在販売されていて流通している石油ストーブの多くは「電子着火」で火をつけることができます。
それぞれのストーブによって、着火するレバーの位置などに違いはもちろんありますが、レバーを押したり回したりするだけで着火できるタイプです。このタイプはほとんどが電池式のストーブなので、電池が切れていると着火することができません。電池切れは定期的に確認しておくのが良いかもしれませんね。
一方で、火種となる部分に直接チャッカマンなどを使用して点火するタイプの石油ストーブもあります。
直接火をつけるのはちょっと怖い・・・という人は、電子着火の石油ストーブを選ぶとよいでしょう。
タンクの容量で選ぶ
タンクの容量が大きいと、給油の回数をある程度減らすことができます。
使用時間や、火の大きさを常に最大にして使用している・・・という場合には一概にいえませんが、タンクの大きさで選ぶというのも一つの選ぶ基準になるでしょう。
冬キャンプにおすすめの石油ストーブ20選!
それでは冬キャンプにおすすめの最新石油ストーブ20選を紹介いたします。
冬キャンプに備えて石油ストーブの購入を考えている方は是非参考にしてください。
アルパカストーブ
出典:amazon
韓国メーカーの製品ですが、2020年からは日本正規品としてリニューアルされ、より安全かつ手頃に入手できるようになったアルパカストーブ。
その特徴は出力の大きさとリーズナブルな点。
サイズもコンパクトなため、キャンプにも最適な人気モデルです。
2022年モデルのALPACA PLUS(アルパカプラス)もぜひ一度チェックしてみてくださいね!
アルパカストーブのレビュー記事は以下をご覧ください(こちらは以前のモデルのレビューになります)↓↓↓
【スペック】
サイズ | W35×D35×H40.5cm |
質量 | 約6.6kg |
暖房出力 | 3.0kW |
タンク容量 | 3.7L |
燃焼継続時間 | 約10時間 |
暖房の目安 | 13~17㎡ |
PASEKOストーブ
パセコはアルパカと同じ韓国のブランドで、その歴史は30年以上という韓国の老舗メーカー。
韓国内でのシェアはアルパカより上で、価格が安く性能が良いのが特徴です。
①パセコ(PASECO)ストーブWKH-3100G
アルパカ製品に比べて半額程度の値段にも関わらず、重量は5.3kgと軽量で気になる暖房出力も3kWと大きめで燃焼時間も約18時間と長いのが特徴。
機能としては転倒消火装置がついているため、海外では室内でも使用されているモデルではありますが、現在日本国内の安全評価基準であるJHIA認証は未取得なので、屋外での使用を推奨されていています。
16,940円とコスパの良さと、暖かさ、燃焼時間の長さが魅力のおすすめストーブです。
【スペック】
サイズ | W31.7×D31.7×H46.6cm |
質量 | 約5.3kg |
暖房出力 | 3.0kW |
タンク容量 | 5.3L |
燃焼継続時間 | 約18時間 |
②パセコストーブCAMP-25
パセコのもう一つ気になるモデルが『ストーブCAMP-25』。
カラー展開はグリーンとブラックの2色を展開。
このモデルの最大の特徴が、高さを44〜57cmまで伸縮できること。
車の積載の際にはコンパクトにまとめ、使用する際は自分のスタイルに合わせて高さを調整することができ、気になる暖房出力は6.4kWとパワフル。質量が11.5kgと重めではありますが、現在多くのキャンパーに注目を集めている商品となっています。
【スペック】
サイズ | W44.5×D44.5×H44〜57cm |
質量 | 約11.5kg |
暖房出力 | 6.4kW |
タンク容量 | 7.0L |
燃焼継続時間 | 約10時間 |
トヨトミ
愛知県に本社を構え、バリエーション豊富な石油ストーブを販売している『トヨトミ』。
ここでは見た目もレトロでお洒落なデザインのものもたくさんありますので、さまざまなシリーズを紹介させていただきます!
①トヨトミレインボーランタン RR-GE25(G)
トヨトミレインボーは特殊ガラスコーティングによって炎が7色に光る珍しいデザインが特徴。
特にキャンプなどのアウトドアでは見た目がランタン調のデザインが人気を集め、男性のみならず女性キャンパーからも人気。
明るさも石油ストーブにも関わらず40Wと明るいのもポイントです。
取り扱いも簡単で、天板上での料理も可能。
出力・サイズ・価格・扱いやすさなど総合的に見ても初心者の方にもオススメです。
【スペック】
サイズ | W38.8×D38.8×H48.6cm |
質量 | 約6.2kg |
暖房出力 | 1.25〜2.5kW |
タンク容量 | 4.9L |
燃焼継続時間 | 約20時間 |
②Favor class RL-F250(H)
こちらは上記と同じランタン調のデザインですが、スモークガラス越しに暖かい炎が浮かび上がるところがポイント。
ボディカラーもダークグレーとのシックな雰囲気を醸し出し、男性に人気なデザインとなっています。
【スペック】
サイズ | W38.8×D38.8×H48.6cm |
質量 | 約6.2kg |
暖房出力 | 1.25〜2.5kW |
タンク容量 | 4.9L |
燃焼継続時間 | 約20時間 |
③ギアミッション
ミニタリースタイルや男前キャンプを好む方にオススメなのが、スタイリッシュなモデルの「ギアミッション」。
サイトの雰囲気を重視したオシャレキャンパーに人気。
上記2つに比べるとサイズがやや大きくなりますが、暖房出力は6.66kWとパワフルなので、サイト内をしっかり暖めてくれます。
【スペック】
サイズ | W48.2×D48.2×H58.3cm |
質量 | 約11kg |
暖房出力 | 6.66kW |
タンク容量 | 6.3L |
燃焼継続時間 | 約9.7時間 |
④レインボー クラシック
アンティークなストーブガードが特徴的なこちらのモデルは、すりガラス越しに七色に輝く炎を楽しめます。
サイズもコンパクトで持ち運びもしやすく、空間を暖かくしてくれるだけでなく、見た目にも特別な空間を演出してくれます。
【スペック】
サイズ | W38.8×D38.8×H48.0cm |
質量 | 約6.2kg |
暖房出力 | 1.25〜2.5kW |
タンク容量 | 4.9L |
燃焼継続時間 | 約20時間 |
⑤石油ストーブ RS-W290
出典:amazon
こちらはトヨトミの反射式石油ストーブです。
反射板が「多面反射板」となっており、前方はもちろんですが反射する方向が多面になっているので部屋全体をあたためてくれる作りになっています。
消火の時には、ニオイを抑える「ゆっくり消火」で独特なニオイも軽減してくれ、電子点火で点火できるので着火点火をするのが不安な方にはおすすめの石油ストーブです。
【スペック】
サイズ | 幅58.6×奥行30.4×高さ44.2cm |
質量 | 9.4kg |
暖房出力 | 2.93kW~2.49kW |
タンク容量 | 4.0L |
燃焼継続時間 | (最大燃焼~最小燃焼)約14.0~16.5時間 |
⑥石油ストーブ KS-67H(B)
出典:amazon
遠赤外線で、広い部屋でもじんわり、しっかりとあたためてくれます。
2重のタンク構造で安全設計にもこだわっており、石油ストーブ独特のニオイも軽減された商品です。
消火の際にキツくなる灯油の匂いを、一気に火を消すのではなくじんわりと徐々に消火することによって嫌なニオイを発生を抑えてくれます。
【スペック】
サイズ | 63 x 50 x 46 cm |
質量 | 11kg |
暖房出力 | 6.66kW |
タンク容量 | 6.3L |
燃焼継続時間 | 約9.7時間 |
⑦石油ストーブ KR-47A
出典:amazon
こちらの石油ストーブは、筆者個人的にデザインがとっても好みです!
ベージュの本体がとてもおしゃれで、キャンプでも室内でもおしゃれな空間を作ってくれる感じが最高です!
性能的にも充実しており、ニオイを軽減する「ゆっくり消火」も搭載。
油タンク内が2重構造になっており、万が一倒れてしまっても油漏れしにくい構造になっています。
【スペック】
サイズ | H560×W474×D474mm |
質量 | 約11.2kg |
暖房出力 | 3.76kW~4.7kW |
タンク容量 | 7.0L |
燃焼継続時間 | 約15.2~19.1時間 |
⑧石油ストーブ RB-251-P
出典:amazon
こちらはピンクのカラーが特徴的な石油ストーブ。
ここまで可愛らしいストーブは見たことないのではないでしょうか。
点火をすると、炎の輪が7色に輝くレインボーになっているので、着火したあとも見た目を楽しむことができちゃいます。
【スペック】
サイズ | W388×D388×H474.5mm |
質量 | 6.2kg |
暖房出力 | 2.50kW~1.25kW |
タンク容量 | 4.9L |
燃焼継続時間 | (最大燃焼~最小燃焼)20.2~40.2時間 |
⑨石油ストーブ RC-S280(W)
出典:amazon
こちら、トヨトミの石油ストーブは「ダブルクリーン燃焼」で石油ストーブ独特のニオイを軽減してくれます。
燃焼部分が上段と下段でわかれており、下段では遠赤外線の効果で周りをあたため、上段では高温でニオイの元を軽減する作りになっています。
給油サインも本体全面に目立つようについており、灯油切れの心配も少なくなりますね。
サイズ | 幅42.8×奥行31.5×高さ45.3cm |
質量 | 7.6kg |
暖房出力 | 2.75kW~1.65kW |
タンク容量 | 3.6L |
燃焼継続時間 | 約13.5時間 |
アラジン
①ブルーフレーム
見た目がレトロで可愛いフォルムが人気の『アラジン ブルーフレーム』。
その特徴はなんといってもクラッシックなデザインと見ているだけで癒やされる青い炎。
約80年余りの間少しずつ改良はされているものの、昔からほとんど形が変わっていないところも人気の一つです。
安全機能も充実しており、一酸化炭素やニオイの原因となる炭化水素を軽減しているところもポイントです。
【スペック】
サイズ | W38.8×D40.5×H55.1cm |
質量 | 約8.8kg |
暖房出力 | 2.68kW |
タンク容量 | 4.1L |
燃焼継続時間 | 約15時間 |
②石油ストーブ CAP-U289-G
アラジンから販売されているこちらの反射式石油ストーブ。
ブルーフレームと同じくアラジン独特のカラーがまた魅力的ですよね。
オンオフのタイマーもついているので消し忘れの心配もありません。
【スペック】
サイズ | 32.7D x 34.5W x 49.6H cm |
質量 | 約7.6kg |
暖房出力 | 2.80kW |
タンク容量 | 4.0L |
燃焼継続時間 | (強)14.7時間、(弱)21.0時間 |
コロナ
①ポータブル石油ストーブ SL-5120(W)
石油ストーブや石油ファンヒーターなどの暖房機器を販売している日本のメーカー『コロナ』。
特にこのモデルはグッドデザイン賞受賞も果たしたシンプルなのにおしゃれな見た目のフォルムが人気。
重量約10kgとやや重いものの、2万円程度で購入でき、豊富な遠赤外線を放射する燃焼リングを採用しているため、サイト内を十分暖めてくれるのも魅力です。
【スペック】
サイズ | W46.0×D46.0×H55.3cm |
質量 | 約9.9kg |
暖房出力 | 5.14kW |
タンク容量 | 6.0L |
②石油ストーブ SX-E3521WY(HD)
出典:amazon
【スペック】
サイズ | 幅61.8×奥行32.4×高さ46.7cm |
質量 | 9.8kg |
暖房出力 | 3.47kw |
タンク容量 | 5L |
燃焼時間 | 約15時間 |
③コロナ RX-22YA
低燃費かつ点火や消火がしやすく初心者でも安心して使えるポータブル石油ストーブ。
そのお値段はなんと8000円台とリーズナブル。
操作性だけでなく、ニオイの発生を抑える機能や安全性能も良好。
長年売れ続けているスタンダードなタイプの人気商品です。
【スペック】
サイズ | W45.2×D32.4×H47.5cm |
質量 | 約7.4kg |
暖房出力 | 2.24kW |
タンク容量 | 3.7L |
燃焼継続時間 | 約17時間 |
スノーピーク タクード
「スノーピーク タクード」は煮炊きが出来る小型ストーブとしてスノーピーカーに特に人気を集めています。
使用できる製品は、スノーピーク製のシェルターと2ルームシェルターに限られてしまいますが、サイズが38×38×34cmとコンパクト。
また、スノーピークのIGTフレームにセットすれば料理をしながら暖を取ることができるのも魅力です。
【スペック】
サイズ | W38.0×D38.0×H34.0cm |
質量 | 約6.0kg |
暖房出力 | 2.15kW |
タンク容量 | 3.1L |
燃焼継続時間 | 約15時間 |
Yinleader
出典:amazon
コスパ最強のこちらの石油ストーブはYinleaderの石油ストーブ。
全体的に丸みを帯びたデザインで、おしゃれな雰囲気をかもしだしています。
上部のカバーは上下に調節することが可能で、火力に応じて調整すると良いでしょう!
「親切設計」のシンプルな操作部も特徴で、石油ストーブを使用したことがない方も簡単に、安心して使うことができます。
OUTDOOR Selectshop Ncolor
出典元:amazon
とてもコンパクトな作りのこちらのストーブは、持ち運びが簡単でアウトドアはもちろん、登山や釣りなどでも大活躍です。
天板は取り外しが可能になっており、外すと五徳が登場!
ストーブの上で料理をすることもできちゃいます♪
冬キャンプで寒さを防ぐためにおすすめのアイテム
寒さが辛い冬のキャンプにはストーブ以外のアイテムも揃えておくことがポイント。
そこで冬のキャンプにオススメしたいアイテムをご紹介していきます。
OUTLIA ストーブファン
ストーブファンとは石油・薪ストーブの上に設置するファンのことを指します。
ストーブの熱で発電し、ファンが回転するのでエコストーブとも呼ばれています。
ストーブファンによって暖かい空気を循環させることで、効率よく室内を暖めることができるアイテムです。
おすすめのストーブファンについてまとめた記事は以下をご覧ください↓↓↓
マット
冬の寒いキャンプでは断熱性が高く、厚みのあるマットを選ぶのがポイント。
冷気を遮断してくれる効果が高いものはR値の数値が大きいのを選び、もし数値が低い場合は銀マットと併用することをオススメします。
①ニーモ ローマ
ニーモのローマの厚みは寝心地のいい10cmながら、気になるR値は6.0と高い水準。
さらに、冬向けのマットながら重量1.78kgと軽量で、収納サイズも直径22cm×高さ32cmとコンパクト。
軽量かつ寝心地の良さを実現したい方にオススメなマットとなっています。
【スペック】
使用サイズ | 64×193×厚さ10.5cm |
収納時サイズ | φ22cm×32cm |
重量 | 1.78kg |
素材 | 50D/75D PUストレッチポリエステル |
R値 | 6.0 |
②サーマレスト ネオエアー Xサーモ【R値5.7】
ソロキャンパーなど、さらに軽量かつコンパクトなモデルを検討している方にオススメしたいのが、サーマレストのネオエアー Xサーモ。
こちらはR値が5.7と、断熱性が高い上に冬用マットとしては最軽量クラスの430gという軽さを実現。
収納サイズも直径10cm×23cmととてもコンパクトなため、持ち運びも楽に行えます。
【スペック】
使用サイズ | 51×183×厚さ6.4cm |
収納サイズ | φ10×23cm |
重量 | 430g |
R値 | 5.7(※レギュラーサイズの値) |
コット
地面と空間がつくれ、冷気を遠ざけられるのがコットのメリット。
特に極力冷気から身を守りたい方は、ハイコットを選ぶのがおすすめですよ。
①ヘリノックス コットワン コンバーチブル
軽量かつ品質の高さを誇るへのリックすのコットは別売りの「コットレッグ」を購入すればハイタイプにもなり、寒い冬でも寝心地の良さを実現してくれます。
コンパクトかつ少ない力でも簡単に組み立てができるので、男性だけでなく女性にもオススメなモデルとなっています。
【スペック】
サイズ | 68×190cm |
収納サイズ | φ16×54cm |
重量 | 2190g |
②DOD ハンペンインザスカイ
コットとマットを併用すればより効果的に冷気を防ぐことができます。
そこでオススメなのがエアマットが内蔵されているDODのハンペンインザスカイ。
はんぺんのようなふわふわな寝心地を体感でき、幅は78cmとゆったりとした設計。
高さはハイ・ローの切り替えができるため、冬のキャンプにもオススメ。78×190×H39cm
値段も手頃なため、初心者の方にもオススメなコットとなっています。
【スペック】
使用サイズ | 78×190×H39cm |
収納サイズ | 44×25×22cm |
重量 | 5.9kg |
ヒーターアタッチメント
手持ちのシングルバーナーに設置するだけで簡易的ヒーターに早変わりするヒーターアタッチメントは軽量キャンパーの冬のアイテムとしてオススメです。
①コールマン 遠赤ヒーターアタッチメント
ワンバーナーストーブ用に作られたコールマンのヒーターアタッチメント。
隙間から漏れる炎を見てるだけでも暖かくなり、重量も100gと極めて軽量。
ソロキャンパーの携帯用ヒーターにもオススメです。
おすすめのヒーターアタッチメントについて記載した記事は以下をご覧ください↓↓↓
②FUTURE FOX ヒーターアタッチメント
ナバホ柄が特徴的なFUTURE FOXのヒーターアタッチメント。
遠赤外線をより放射させるため二重構造で製造され、効率的に周囲を温めてくれます。
推奨しているバーナーはFUTURE FOX以外に「イワタニのジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」、「SOTOのレギュレーターストーブ ST-310」、「FORE WINDSのマイクロキャンプストーブ FW-MS01」。
手頃かつ軽量な幻想的ヒーターをお探しの方にオススメなモデルとなっています。
寝袋
冬用の必須アイテムの一つ寝袋。
気候に適していないものを選んでしまえば、寒くて眠れなかったり、生命の危機に陥ったりする可能性があり注意が必要です。
安心して快適な睡眠を得るためには限界使用温度や快適温度が出来るだけ低いものを選ぶのがポイントですよ。
①ナンガ オーロラライト 900DX
厳冬期から高所登山まで使用できる国内本格派なブランドNANGA。
特にこちらのモデルはボックスキルト構造に加え、蓄熱や保温効果の高いチタンパッタリング材を採用し、冬のキャンプには最適です。
値段的は少し高めではあるものの、ナンガのシュラフは業界唯一の永久保証サービスがついているため、安心して長く使いたいという方にオススメです。
【スペック】
使用サイズ | 80×210cm |
収納サイズ | φ21 × 41cm |
ダウン量 | 900g |
総重量 | 約1,400g |
快適使用温度/下限温度 | -10℃ / -19℃ |
②イスカ ダウンプラス デナリ 1100/ブリック
イスカのシュラフの特徴は、立体的な構造。
特にこちらのモデルは上部が膨らんだ3Dシルエットで、冬でも快適に寝られる造りとなっており、キャンパーだけでなく、多くの冬の岳人に愛用されています。
場所や気温に合わせてダウン量を調節・最適化することができ、値段も比較的安価なため初心者の方にもオススメです。
【スペック】
使用サイズ | 84×208cm |
収納サイズ | φ24×38cm |
ダウン量 | 1100g |
総重量 | 約1,830g |
下限温度 | -30℃ |
ダウンブランケット
冬のキャンプに欠かせない防寒対策の中でも手頃に手に入れられるのが、ダウンブランケット。
特にポーチのようにコンパクトに収納できるものであれば、携帯性に優れ、寒くなったらサッと膝や肩の上にかけたり、寝る時にシュラフと一緒に併用することができオススメです。
①イスカ ダウンブランケット
イスカのダウンブランケットは収納時20×20cmと非常にコンパクト。
また気になる重量も200gと非常に軽く、ソロキャンパーの方にもオススメです。
さらに720FP(フィルパワー)のダウンを使用しているため保温性にも優れ、冬のキャンプのみならず登山や車中泊で使用するのもオススメです。
【スペック】
使用サイズ | 80×120cm |
収納サイズ | 20×20cm |
生地 | ポリエステル100% |
羽毛量 | 80g(90/10 720フィルパワ-) |
質量 | 200g |
②モンベル ダウンブランケット
触り心地の良いナイロン素材を使用し、肩にかけたり腰に巻いたりしやすいようにスナップボタンがついているのが特徴的なモンベルのダウンブランケット。
リバーシブル仕様になっているため、お好きなカラーで使用することができ、ダウンは650FP使用。
気になる重量は110gで収納時は18×17cmとコンパクトに持ち運びができます。
【スペック】
使用サイズ | 63×107cm |
収納サイズ | 18×17×6cm |
生地 | ナイロン |
中綿 | 650フィルパワー・ダウン |
重量 | 110g |
石油ストーブを活用して冬キャンプを快適に過ごしましょう!
今回は冬の防寒対策の一つである石油ストーブとオススメしたいアイテムをご紹介をしました。
寒い冬のキャンプを乗り切るためのアイテムは、今回ご紹介したモデル以外にも数多く存在しているので、ぜひ皆さんもご自身のスタイルに合わせた防寒対策を行って、快適な冬キャンプを楽しんでみてください!
おすすめのストーブファンについてまとめた記事は以下をご覧ください↓↓↓